「暴君のシェフ」(Netflix)のイケメン道化師・コンギル役で話題になった、イ・ジュアン(29)が今月7日に都内でファンミーティングを開催した。韓国版「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」でデビュー、184センチの高身長。
──「暴君の~」のオーディションでライバルに勝つにはどんな努力を?
「ひたすら稽古とトレーニングです。当時は今より7キロくらい絞っていました。4キロはトレーニング、あとの3キロはプレッシャーで自然に(笑)。とにかく毎日納得するまで稽古して、限界まで追い込みました。ライバルを蹴落とすというより、ライバルは自分ですね」
──オーディションもかなり大変だったようで。
「1次審査は1時間半、2次審査は2時間半、演技審査がみっちりありました。合格してからもアクロバットのジムに通いました。今も続けてます」
少女時代のユナさんは本当に天使でした
──「暴君のシェフ」の主演は少女時代のユナ(35)。大スターとの共演はどうだった?
「天使です! 小学生の頃に見ていた、テレビの中のヒトと同じ現場にいることは驚きでした。ユナさんは一番セリフの多い役なのに、毎回完璧にセリフを入れて現場に来るし、フレンドリーで、みんなが集まる場では、後輩を紹介してくれたり僕のような若手にも気を配ってくれて、スターなのに偉ぶるところがない、本当に天使でした。
──日本ではどんな仕事をしてみたい?
「ファンミーティングもうれしいですが、ドラマとか映画で日本の俳優さんたちとお仕事したいです。留学生の役とかだったらすぐできるかな」
「First Love 初」が僕のイチオシ
──好きな日本の作品、俳優は?
「作品では『First Love 初恋』が僕のイチオシです。宇多田ヒカルさんの主題歌も好きで、いつかロケ地の札幌に聖地巡礼してみたい。俳優は、オダギリジョーさん! 『渇き。』に出演していた時の演技がすてきでした。僕がヒゲを生やしていた時に似ていると言われたので実際に会ってみたいです」
──30代に向けてやりたいことは?
「日本語と英語を30代で完璧にして、欧米の作品にも出演したいですね。夢はハリウッドかな(笑)。あとはピアノ以外に、サックス、エレキギターもできるようになりたい」
──やりたいことが盛りだくさんですね。
「挑戦することは生きる原動力。俳優という職業は一生勉強ですから」
(聞き手=岩渕景子/日刊ゲンダイ)

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