2025年も残すところあとわずか。そんな中、騒動から5年以上たっても“許してもらえない芸人”がいる。
渡部といえば、2020年6月に週刊文春が「多目的トイレ不倫」を報じてから、1年7カ月にわたって活動休止。2022年2月に「白黒アンジャッシュ」(チバテレ)で芸能活動を再開させたが、いまだ完全復活にはほど遠い状況だ。騒動発生からすでに5年半が経過してもなお、主な活動場所はYouTubeというありさま。週刊誌芸能記者はこう言う。
「『遅すぎる』と批判された謝罪会見から数えても、今年の12月3日で丸5年。もはや十分すぎるレベルで活動を“自粛”した渡部さんですが、かつてはバラエティーをはじめ、人気MCとしても出演していた地上波の全国放送には復帰していません。余談ながら、日本の法律における執行猶予期間は最長で5年ですから、いかに長い期間くすぶっているかが分かります」
思えば、渡部の謝罪会見当時はコロナ禍の真っ最中。マウスシールドを着けてという“当時ならでは”の姿での謝罪会見の光景は、もはや隔世の感すら漂う。「とはいえ、昨今は“許してもらえないキャラ”でオイシイ思いをすることも多いはず」(スポーツ紙芸能デスク)という指摘もあるものの、“反省の期間”がさすがに長すぎはしまいか。完全復活がならない理由について、テレビ番組制作会社ディレクターは、その理由を語る。
「やはり、妻の佐々木希さんが『いまだに許してない』と、今年7月2日放送の『1周回って知らない話』(日本テレビ系)の2時間スペシャルで語ったことが大きいでしょう。
世間一般の視聴者の前に、一番の被害者である妻の許しは絶対条件。それなしに完全復活はあり得ないか。ただ、前出の週刊誌芸能記者は「“許しの兆候”は出てきている」とこう指摘する。
「12月8日に佐々木さんがインスタグラムで公開した家族旅行の写真に変化の兆しが出ています。佐々木さんの姿を“他撮り”した写真が投稿されており、夫の渡部さんの存在を隠さない写真が出始めているからです」
2026年こそ、渡部の完全復活の年となる?
◇ ◇ ◇
渡部建だが、実は2020年の大みそかに地上波全国放送に復活しかけていた。関連記事【もっと読む】松本人志DOWNTOWN+に渡部建待望論…幻と消えた「笑ってはいけない」お蔵入りシーンの“解除”も…では、幻となった本人の「笑ってはいけない」の登場シーンに言及している。

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