大みそかに放送される第76回NHK紅白歌合戦に、歌手で俳優の星野源(44)が出場することが12月16日に明らかになった。


 星野の名前は11月14日の出場者発表の時点では出ていなかったが、今回の出場は特別企画とのこと。

このため、いったんは諦めていたファンたちからは歓喜の声が続々だが、中でも目立つのが《星野源、もう紅白出ないと思ってた》といった反応だ。週刊誌芸能記者は、その理由についてこう説明する。


「2024年紅白で“楽曲変更”があったことで、ファンが星野さんの心中をおもんぱかったゆえの驚きといえるでしょう。星野さんは当初、『地獄でなぜ悪い』を歌う予定でしたが、本番5日前の12月26日にNHKの『総合的な判断』によって、楽曲が『ばらばら』に変更されました。『地獄でなぜ悪い』は星野さんの作詞作曲で、主題歌として使われた同名映画の監督が園子温氏。楽曲そのものは本人のクモ膜下出血の闘病の様子を歌ったものですが、園監督が性加害疑惑を抱えていたことが問題視されたともっぱらです」


 実際、翌日のXでは《星野源めちゃめちゃ怒ってたなというのが紅白の感想》といったファンからの声がこれでもかと上がっていた。それだけに11回目となる今回の出場へのファンの喜びは相当なものだろう。前出の週刊誌芸能記者は、こうも明かす。


「特別企画は京都府にある『ニンテンドーミュージアム』から事前収録で行われるとのこと。このため、Xには《もしかしてもう撮った?!? 源さんミュージアムの中のどこ触った!?》といった“聖地巡礼”を画策する動きすら出ています」


 例年にはない形で、“荒ぶる”ファンが増えそうだ。


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 2025年の紅白は、さながら「アイドルフェス」のようだという。関連記事【もっと読む】紅白出場の「FRUITS ZIPPER」「CANDY TUNE」ら快進撃「カワラボ」の原点は裏原宿カルチャー…では、アイドルグループ「FRUITS ZIPPER」など、今年の注目株について伝えている。


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