高石あかり(23)主演のNHK朝ドラ「ばけばけ」。ついにヒロイン・トキが将来の夫であるヘブン(トミー・バストウ=34)相手に怪談を語るシーンが登場し、話題になっていた。


「ろうそくを前に語り出すシーンは《待ってました!》と言いたくなるぐらいの、まさに見せ場。これを機に世間で怪談話のトークショーがまた流行しそうですね。高石さんの凛として透き通った声が、またいい。聞き取りやすく声が美しいだけに、語られる怪談の根底に流れる悲しみがじんわりと心に染みます」(エンタメサイト編集者)


 怪談を通して、距離も一気に縮まったトキとヘブン。が、ここに至るまでに重要な役割をした登場人物を忘れてはいけない。島根・松江の江藤知事(佐野史郎)の娘・リヨだ。英語ペラペラ、お嬢さま育ちだけにちょっと上から目線だが、憎めない天衣無縫な女性。それがリヨ。演じるのは北香那(28=写真)である。


「2017年放送のテレビ東京系の連ドラ『バイプレイヤーズ』シリーズに、中国人のジャスミン役でレギュラー出演していた頃からずっと注目していた女優さんです」とドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏がこう続ける。


「朝ドラでの活躍はうれしい限り。リヨも演技が達者な北さんが演じたからこそ、才色兼備だけどどこか少しズレたおかしさがある、愛されキャラとなりました。

ちょっと舌足らずで、甘い独特のしゃべり方が印象的な北さん。ジャスミンでもあれだけの重鎮俳優を前に堂々のユーモアあふれる演技を見せ、《若いのにすごい》と驚いた視聴者も多かったですよね。今年の麻生久美子さん主演の連ドラ『魔物』では、夫からのDVに悩みながらも離れられない夏音を好演。個性的な役だけではなく、はかない系もハマるマルチな顔を持っています」


 私生活では、2024年上演の舞台「ウーマンリブ vol.16『主婦 米田時江の免疫力がアップするコント6本』」で共演した俳優の勝地涼(39)との伊勢でのデート現場を、写真誌FRIDAYにキャッチされた。


 ある演劇ライターは「あの舞台を見た人であれば、2人の熱愛は《いいと思う! お似合いだから!》と感じるのではないでしょうか。私もそのひとりです。年齢差はあれど、個性的な演技ができるという共通点もありますし、芝居について語り合いたいことも多いでしょうから、会話が弾みそうです。何より舞台の上の北さんは妖精のような驚きの可憐さで、正直、勝地さんがうらやましいです」と笑う。


 2024年にはSnow Man渡辺翔太(33)へのボディータッチ動画が炎上した北。連ドラ「先生さようなら」(日テレ系)のクランクアップ時、北の渡辺へのボディータッチが《激しすぎる》と、渡辺ファンが動画を拡散。《ベタベタするな》《触り方あざとい》などと猛批判されてしまった。


「ですが、北さんにはノーダメージでしょう。

朝ドラ出演でさらに認知度を上げ、2026年1月のNHK夜ドラ『替え玉ブラヴォー!』では主演を務めます」(前出のエンタメサイト編集者)


 2026年は北にとって勝負の年となりそうだ。


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