12月23日に放送された「踊る!さんま御殿」(日本テレビ系)の年末スペシャルに出演した大阪府の吉村洋文知事(50)が視聴者の不興を買っている。


 吉村知事は「今年がんばった有名人」というテーマのゲスト回に登場。

出演の“大義”は10月13日に終了した大阪万博のようで、当初は赤字が懸念されるも結果は230億円の黒字だったことに対して、「もらっていいですか?」などとうそぶくなど、終始上機嫌。番組を見たテレビ誌ライターは、その様子について詳細に語る。


「上機嫌ぶりが鼻についたのはもちろん、吉村知事の席が女優の“のん”さんの隣だったためか、終始表情が緩んでいたのをとがめる視聴者は多いですね。Xには《吉村が出てるパートだけ飛ばして見ればいいやーと思ってたのに、よりによってのんちゃんも同じパートに(泣)》といった、“お呼びでない”とする反応が目立ちます」


 Xには他にも《のんの表情堅く、吉村の方 向いてないんだけど》なんて声も上がる始末。自身のイメージアップを狙っての出演だったのだろうが、逆効果だったようだ。全国紙記者はこう語る。


「折しも、番組が放送された日の午前中には、大阪府と大阪市が『平時から副首都で国会を開催する』ことなどを国に要望する“副首都構想”の方針を発表していました。本人肝いりの構想が打ち出された直後に、のんさんの横でデレデレする姿が全国放送されてしまっては、緊張感がないとのそしりを免れないでしょう」


「さんま御殿」に出演した吉村知事に対しては、他にも、自身が代表を務める日本維新の会の一部所属議員に対して持ち上がっている国民健康保険料の支払い逃れ疑惑を「追及せよ」との声が上がるなど、風当たりは厳しい。テレビに出る前にやるべきことは山ほどあるだろうが、本人にその自覚があるようには思えない。


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