秋篠宮家の次女、佳子さまが12月29日に31歳の誕生日を迎えた。佳子さまについては、18日配信のFRIDAYデジタルが「突然の婚約発表の可能性も当然ありえます」と報じたことで注目を集めたが、果たしてどうなのか。


 佳子さまは「公務に熱心に取り組まれるのは、近いうちに結婚して皇室を出ていくという決意の表れ」などと報じられてきた。ダンスとファッションが好きで、学習院大学を中退し、姉の小室眞子さん(34)と同じICU(国際基督教大学)に転入されるなど、皇族の枠にとらわれない面も見せてきた。アメリカで出産して“一般人”として生活する姉の姿に憧れを抱いたとしても不思議ではない。


「そんな佳子さまですが、結婚については葛藤を抱えられていると思います。理由のひとつは、相手への厳しい視線です。眞子さんの婚約時には、小室圭さんが厳しい視線にさらされました。どうしても躊躇することになるかもしれません。もうひとつは制度改正で、結婚後も皇室に残る可能性があることです。皇族の減少が続く中、女性皇族が結婚後も皇室に残ることになるかもしれない。仮に相手が見つかったとしても、その方の立場を考えざるを得なくなりそうです」(皇室関係者)


 しかも、ICU卒業後に進学も就職もせずお出ましの数も少なかったことから「普段は、何をされているのですか?」という素朴でストレートな質問が記者から飛び出したこともあった。最近は特に公務を充実させている佳子さまだが、“皇室を出ていく決意”を持ったとしても、この状況でゆっくり相手を探したり、気持ちを育まれることは簡単ではなさそうだ。


■愛子さまは「時期尚早」


 一方、24歳の誕生日を迎えたばかりの天皇皇后両陛下の長女、愛子さまは、充実した日々を送られているようだ。


「日本赤十字社で嘱託職員として働きながら公務の幅も広がっています。ひとりでの初めての海外となるラオス訪問、各国外交官をもてなす鴨場接待もなされました」(前出の皇室記者)


 “相手候補”が取りざたされたこともあり、「一緒にいてお互いが笑顔になれるような関係が理想的」と述べられていた愛子さまだが、「結婚の有無にかかわらず、皇室に残る意志は強いのでないか」と言うのは皇室ジャーナリスト。


「やはり、天皇皇后の長子として公的活動を担っていく自覚があり、体調に波がある母、皇后雅子さまを近くで支えたい気持ちは強くお持ちのはずです」


 現行の法律で皇位継承順位は、秋篠宮さま、長男の悠仁さまと続くが、“愛子天皇待望論”も依然残る。それだけ国民からの支持が強いということだろう。


「愛子さまのおばにあたる黒田清子さんは36歳で結婚し、44歳の寛仁親王家の長女、彬子さまは独身で三笠宮家の当主となられた。まだ若い愛子さまが結婚に急ぐ必要もないと思います」(同)


 最近は、おふたりで公務に臨まれることもある愛子さまと佳子さま。26年はどんな姿を見せてくださるのか。


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 佳子さまをめぐっては「婚約内定近し」の噂もあった。関連記事【もっと読む】佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた…では、噂の真相に迫っている。


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