第76回NHK紅白歌合戦のリハーサル2日目が29日、東京・渋谷のNHKホールで行われた。6年ぶりに出演するAKB48は大みそかのステージで「20周年スーパーヒットメドレー」と題して、大ヒット曲「フライングゲット」「ヘビーローテーション」「恋するフォーチュンクッキー」「会いたかった」を披露する。


 リハーサル取材には、6人の現役メンバーとともに「神7」と呼ばれたOGメンバーのうち前田敦子(34)、大島優子(37)、高橋みなみ(34)が登壇。会見では、最初に現総監督の倉野尾成美(25)が「この20年つないできた思いやこれからのAKBを見せられる場にしたい」と意気込んだ。


 さらに、20周年を節目に久々にアイドル活動を復活させた3人の感想に注目が集まったが、それぞれ約10年のブランクを感じていたようで……。


 高橋は「久しぶりにアイドル活動をした時に思ったのは、やはり体力の低下。ライブ後にちょっと体の回復もちょっと遅かったですし、一つの立ち位置を覚えるにもなかなかなかなか難しい部分があって、そこはやっぱり現役を離れて長いんだなって」と話す。


 また12月4日から7日に日本武道館で行った20周年記念コンサートを振り返り、大島が「実は20周年コンサートのリハーサルで腰痛めたんですけど。コンサート終わった後に憑き物が取れたかのようにすっごい元気になっちゃって」と告白。メンバーらの"年取った"エピソードが会場の笑いを誘った。


 一方、前田は「(曲を披露する 3 分間にとってもせわしない感情を持っています。 本当に一瞬なんですけど、その一瞬がどれだけ大事かっていうのを現役の時は何だろうな? いっぱいいっぱいで全然考えられてなかったなって思う」と語り、9年ぶりにOGとして出場する機会を経て、「今幸せな場所に立たせてもらってるなって、ちょっと噛み締めて今年は臨めるかなと思っています」とステージに立つ喜びをみせた。


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