大みそかの第76回NHK紅白歌合戦の2日目の公開リハーサルが29日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、11年連続出場の演歌歌手・三山ひろし(45)が囲み取材に応じた。


 会見場には、普段コンサートで使っているという「黄金のけん玉」をさばきながら登場した三山。

2017年から毎年紅白歌合戦でけん玉ギネス記録に挑戦しており、「昨年に引き続きまして、けん玉ギネス記録チャレンジということでございますので、一人ずつ増えていくということで、今回は129人目に私が決めさせていただきます」と意気込んだ。今年は「酒灯り~第9回 けん玉世界記録への道~」と題し、楽曲とけん玉パフォーマンスで紅白を盛り上げる。


 このけん玉チャレンジは、過去8回のうち5度のギネス世界記録を樹立していて、最近の紅白の風物詩にもなっている。だが、今回は懸念も……。


 この日公開されたリハーサルでは、司会でけん玉チャレンジのトップバッターも務める有吉弘行(51)がまさかの失敗。報道陣がどよめくなか、三上は「しっかりと見させていただいておりました」とし、「今年は不安がかなりありますね」と続けて、会場を沸かせた。そんな有吉には「やっぱり膝で上げて膝で受けるっていうのが基本動作なので」と成功のためのアドバイスを送っていた。


 加えて「私、けん玉教則本出してますので、そちらの方をご覧になっていただければなと。でも時間ないですよね。言っていただければすぐ事務所から送ります」と話した。


 放送100年の節目となる今年の紅白でのチャレンジに注目が集まる。


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