結成1年満たずして初のドームコンサートを実現

 男性アイドルグループ「timelesz(タイムレス)」のドームツアー 「We're timelesz LIVE TOUR 2025-2026 episode 1 FAM DOME」が昨年12月から2月にかけて開催中だ。同公演はグループ初のドームツアーで、メンバー8人全員が出演するコンサート。

24年のアリーナツアーに続き、ドーム開催とは、超スピード展開である。


 8日の東京ドーム公演は周囲をトラック広告が周回し、ドームの入口にはメンバーののぼりが立ち大盛況。ペンライトやうちわを持ったファンたちが次々をドームに吸い込まれてゆく。


 コンサートは、K-POP的なストリート感のある楽曲から、Sexy Zone(セクシーゾーン/略称:セクゾ)時代のアイドルナンバー、さらに昔の少年隊を思させるシアターJAZZ要素の高いダンスナンバーまで幅広く展開。高いダンススキルを要する“無音ダンス”も披露し、結成から1年に満たないグループとは思えないクオリティの高いコンサートだった。 


 そもそも、前進となるセクゾが結成されたのは2011年。常に“最年少”記録を塗り替えてきたマリウス葉(25)が22年12月、芸能界を引退、さらに、グループの顔だった中島健人(30)が24年3月に脱退し、グループはSMAPKAT-TUNなどの先輩グループ同様、解散目前と危惧された。


 そして、24年4月、グループ名をタイムレスに変更し、菊池風磨(30)を中心にオーディション選抜で追加メンバーを一般公募。「timelesz project -AUDITION-(略称:タイプロ)」(Netflix)は人気配信コンテンツになり、25年3月に8人体制に。既存メンバーの菊池、佐藤勝利(29)、松島聡(28)に加え、ジャニーズ育ちの寺西拓人(31)と原嘉孝(30)、ジャニーズ以外のボーイズアイドル出身の橋本将生(26)と猪俣周杜(24)、一橋大学現役大学生の篠塚大輝(23)が加入した。


 同事務所所属で今一番人気のSnow Manが現9人体制になったのは19年で、デビューは翌年。コロナ禍もあり、初のドームコンサートは23年なので、タイムレスがどれだけ早いかわかる。

それと共に、新規メンバーが蓄積ナシですべての楽曲、振りを覚え、コンサートに臨み、さらにバラエティにドラマをこなしていることも驚異的である。


 オーディションによる外部からのメンバー加入への反感、先輩が出演していたCMや番組の“おさがり”出演、菊池がカウントダウンコンサートの演出主導したことなど、従来のジャニーズファンからの反感も根深い。


「セクゾ後期は他のSTARTOグループに比べてコンサートチケットの競争率が低いと言われていたほど人気が下降。そんなどん底からのV字回復は誰も予想しなかっただけに、STARTOファンとしては違和感が抜けないのです」(雑誌編集)



強い“逆風”に菊池は「この1、2年で全部ひっくり返します!」

 公演中のMCでは、篠塚が「2年前は僕のこと誰も知らない状態で。皆さんの活力になりたくてオーディションを受けたけど、皆さんからもたくさん活力をもらっています」と語り、原は急速にアイドル街道を駆け上がる自分自身に驚きつつ「正直追い切れていない人もいると思いますが、1人も置いていかない。この8人でもっといろんな景色をみんなに見せるから、一緒に幸せになろう」と語りかけた。バッシングに晒されつつもこれだけファンに夢と希望を届け続けるタイムレス。タイプロを通してファンが急増したのも伺える。


 現在、「タイムレスマン」(フジテレビ系水曜0時15分~)「timelesz ファミリア」(日本テレビ系火曜0時29分~)のふたつの地上波冠番組のほか、各メンバーごとに活躍。10日放送の「横浜ネイバーズ」(フジテレビ系)では、なにわ男子大西流星(24)と原がダブル主演。東京ドームコンサートの翌日には早朝からフジテレビジャックで番宣に出演するなど、地上波テレビでタイムレスを見ない日はないくらいの露出度である。


 菊池は「メンバーが1人減り、2人減り……もう一度ドームに立つことはでできるのか、どうしたらできるのか考えた。

このスピードでドームに立つのは難しいといんじゃないかとか、(ファンには)すごくつらい思いをさせてしまったこともあるかもしれません……まだまだ逆風は続きますが、この1、2年で全部ひっくり返します!」と断言。


 逆風あってこそパワーを発揮するのがタイムレス。この1年でどこまで大きくなっているか期待値はますます高まるばかりだ。


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 ジュニア解体について言及した菊池。関連記事【もっと読む】菊池風磨が言及し大炎上…STARTO社の“ジュニア解体→再編成”戦略は「終わりの始まり」なのか…も合わせて読みたい。


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