《これまでも雅子や愛子に温かいお気持ちを寄せていただいていることに、心から感謝しております。今後とも温かく見守っていただければ幸いに思います》


 2月23日に66歳の誕生日を迎えた天皇陛下は、家族のことについて話された。

平成から令和にかけて、雅子さま(62)をはじめとする女性皇族にさまざまな逆風が吹き、苦慮されてきただけに配慮の滲んだ発言だったともいえる。


 当時皇太子だった陛下が《雅子のキャリアや人格を否定するような動きがあったことも事実です》と後に適応障害と診断され、体調不良が続いていた雅子さまをかばう、いわゆる人格否定発言をされたのは2004年のこと。「妻をよく守った」と称賛の声が上がる一方で、「皇太子の立場でそのような発言をすべきでない」といった見解もあった。


 2010年には、学習院初等科時代の長女・愛子さま(24)が不登校気味になり、雅子さまが付き添う期間が続いたことでもマスコミの厳しい意見にさらされ、「廃太子論」なるものまで飛び出した。


 幸い雅子さまは回復傾向となり、令和になってからは皇后として各地を回られようになった。陛下は《私自身、日々の生活の中でも、公務の場においても、雅子に支えてもらっていることも多くあり、深く感謝しています》とここでも感謝の言葉を述べている。さらに24年に学習院大学を卒業され、昨年は初の海外公務も経験した愛子さまについて《(公務に)あまり心配はしないで送り出すことができた》と成長を実感されているご様子。


 しかし、前後して起こった弟である秋篠宮家の問題に心を砕かれることになった。小室圭さんと結婚した長子の眞子さんの騒動について天皇陛下は5年前の誕生日会見で《お答えは差し控えさせていただきたい》と語っている。天皇という立場で姪のトラブルに苦慮される様子がうかがえた。


「眞子さんの妹の佳子さまも、最近は精力的に公務をしていますが、一時はお住まいの改築や就職をされなかったことに疑問の声が出たこともありました」(皇室ジャーナリスト)


 2019年即位してからの天皇陛下は、音楽会への出席や登山といった趣味も控えている。雅子さまのさらなる回復と愛子さまの成長が支えになってくれそうだ。


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