演歌歌手の坂本冬美(58)が今月4日、東京・新宿区のタワーレコード新宿店で新曲「遠い昔の恋の歌」の発売イベントを行った。フリーライブを開催し、高校生から高齢者まで約100人の観客の前で歌い上げた。


 坂本は1987年3月4日に「あばれ太鼓」でデビュー。囲み取材では当時を振り返り「20代の時は結婚して子どもも何人かいて、それでも余裕があったら歌いたいと思っていた」としつつ、「“頑張ってれば40年後も歌っていられるよ”って“くじけずに頑張れ”と言ってあげたい」と過去の自分にエールを送った。


 デビュー2年目に坂本は初のリサイタルを新宿コマ劇場で行った。2009年にはシングル「アジアの海賊/また君に恋してる」をリリースし、やはり新宿コマ劇場前でゲリラライブを敢行。坂本にとって新宿は思い出深い場所だという。


 今回の新曲はシンガー・ソングライターの川村結花が作詞作曲。坂本の等身大の姿を描いた作品で、「歌手としてこうやって私は生きてきたけれども、女性としての自分もいたんだっていうことを歌詞が思い出させてくれた」と語った。


 紅白歌合戦に37回出場し、多くの国民がその存在を当たり前のように感じているが、ベテランの域に入りつつある坂本の“等身大”やプライベートを詳しく知る人は多くなさそうだ。偶然タワーレコードで買い物をしている時にイベントに居合わせた若者もエレベーターで「さっきの人、去年の紅白に出ていた人だよね? 大物歌手じゃない?」と興味深そうにしゃべっていたが、素性はよく知らない感じだった。


 日刊ゲンダイは3月16日発売号から、歌に人生の全てを懸けて駆け上がる坂本の40年間の軌跡を掲載。「演歌歌手になる」と誓ったきっかけ、梅干し工場での社会人経験、恩師・猪俣公章との出会い、謎の休業と涙の復帰などの知られざるエピソードに肉薄。


 毎週火曜、木曜、金曜の3回ペースでお届けするので楽しみにしてください。


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 本人が語った「いつもと違う紅白」が興味深い。関連記事【もっと読む】坂本冬美さん明かす ヒット曲『夜桜お七』誕生秘話と「何かが違う」と焦った2012年の紅白…では、その詳細に迫っている。


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