ダウンタウン松本人志(62)のCM出演が3週連続で妙な注目のされ方をしている。その理由は本人の週替わりの“変化”にある。


 3月15日放送の「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」(日本テレビ系)で流れた高須クリニックのCMにおいて、松本は前週、前々週に引き続き一瞬ながら出演。会議室で高須克弥院長(81)の後ろに控えていたという点では以前のバージョンと同じだったが、「眼鏡をかけていない」「付け髭をしていない」「わずかにほくそ笑む」という新たな要素が見て取れた。


 実に些末な変化だが、これを見たファンからは歓喜の声が続々。《毎週進化する嬉しさ》といった、「進化」という仰々しい言葉を使っての持ち上げぶりが目立つ。松本といえば昨年11月1日にネット配信サービス「DOWNTOWN+」で芸能活動を再開するも、地上波テレビについては「小出し」の状態が継続。「進化」なんて言葉が出てくるのはファンの飢餓感が高まっているからだろうが、「『小出し作戦』は注目こそ集めるのに最適ですが、副作用もあります」と指摘するのはテレビ番組制作会社ディレクターだ。


「CMがメインになってしまい、せっかくの本編が『添え物』になってしまう可能性があります。まあ、民放ですから本音では『CMこそメイン』でしょうが、せっかくのコンテンツよりもCMが目立つ事態になってしまえば、正直、バランスが悪いと言わざるを得ないでしょう」


 裁判を取り下げるという、ただでさえ「グレーな決着」となった性加害疑惑の後だけに、世間一般から集中砲火を浴びることなる「悪目立ち」は避けたいところ。ただ、ファンから大歓声が上がってしまっている以上、すでにその兆候は出ているということになる。今後もCMの放送を続けるのであれば何か対策を打ちたいところだろうが、どんな手段があり得るだろうか。スポーツ紙芸能デスクはこう語る。


「8日と15日の放送が顕著ですが、SixTONESのジェシーの2週連続にわたるゲスト出演に対し、視聴者が大きく沸いていました。

このような感じでゲストを前面に押し出す放送回を増やして“臭み”を消すしかないんじゃないでしょうか。結果、レギュラーメンバーだけで取り組む企画が減って番組の個性が消えてしまうかもしれませんが、そうも言っていられないでしょう」


 松本の復帰が叶った際には全く違う番組になっていそうな気もするが、背に腹は代えられない?


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「疑惑に対する説明がない」のと「コンプライアンスの縛りでテレビがつまらない」のは別問題だ。関連記事【もっと読む】結局、「見たい人だけが見るメディア」ならいいのか? 「DOWNTOWN+」に「ガキ使」過去映像登場決定で考えるコンプライアンス…では、混同されがちな2つの要素をきちんと分けたうえで論を進めている。


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