俳優の小栗旬(43)が、英女優のリリー・ジェームズ(36)とダブル主演する日米合作映画「バッド・ルーテナント:トウキョウ」(三池崇史監督)が、2026年に公開されることが分かった。


 日本の映画界と米ハリウッドとの合作で、北米配給は「パラサイト 半地下の家族」などの世界的ヒット作を手がけてきたスタジオ「NEON」が担当するという。

小栗は汚職警官の警部補・矢吹恭二役を演じ、ハリウッド映画としては2作目の挑戦だ。


「ダブル主演のジェームズは、映画『シンデレラ』や『マンマ・ミーア!』などに出演するハリウッド女優で、監督はバイオレンス演出では評価の高い三池氏。小栗さんは海外進出への意識も高く、新型コロナの流行前には、家族で米ロサンゼルスに移住し、本格的なハリウッド進出を目指したほどです。ただ、ハリウッド映画『ゴジラvsコング』(21年)では圧倒的な語学力不足と演技の見せ場もなく、厳しい評価でした。映画ファンからは日本の人気俳優のありさまがショックでトラウマになったとの声も……“慌てて出演”をするほどの役柄でもなく、出演自体が失敗だったとも言われます」(映画業界関係者)


 今回は、東京を舞台とした日本語のアメリカ映画だけに脇を固める俳優もほとんどが日本人。それだけに演技力を世界に披露する場としてはハードルは低い。小栗は日本では主演俳優、芸能事務所の社長業や映画監督もこなすだけに、ここで海外での地位も確立したいところだろう。


 ただし、すでにSNSでは実質ハリウッド“資本”の日系映画と揶揄され、期待値は低い。日本の俳優の海外進出の多くは日本映画界とのツテによる合作映画が中心で、本格ハリウッド映画をオーディションなどの実力で掴むケースは少ない。


「映画 『The Last Samurai』でハリウッドデビューした渡辺謙さんは英語でのセリフに問題がなかったのと、日本で演じていた役柄がハリウッドで求められている日本人像に合致していたからといわれます。また、肩幅と骨格が主演のトム・クルーズと並んで画面での存在感があった。一方、『SHOGUN 将軍』でエミー賞を受賞した真田広之さんは、日本での地位を捨てる覚悟で20年以上米国で生活し、語学力はもちろん、スタントマン級のアクション、プロデューサーとして日本文化を伝える役割まで果たせる信頼を得ています。

小栗さんは英語の勉強に力を入れているようで、今回どの程度披露するか分かりませんが、語学力の上達と、背は高いながら貫禄はないので存在感をどれだけ示せるかでしょうか」(前出の関係者)


 ハリウッドの求める日本人像に当てはまらない俳優なら、ネーティブ並みの語学力かアクションが必須。業界で声があがるのは新田真剣佑(29)、浅野忠信(52)などがいる。まずは、三池監督の映画が欧米でウケるかも気になるところだ。


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 「SHOGUN 将軍」シーズン2のオーディションに合格したSnow Manの目黒蓮。現在カナダで撮影中とのこと。その気になる実力とは?●関連記事【こちらも読む】『目黒蓮"ネーティブ並み"英語力で「ハリウッド進出」視野…Snow Man"残る8人"の尽きぬ不安』…もあわせて読みたい。


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