スタジオジブリの「宮﨑 駿のパノラマボックス メディア取材会」が17日、同社(東京・小金井市)でが行われ、宮崎吾朗監督(59)と鈴木敏夫プロデューサー(77)が登壇した。


 宮﨑駿監督(85)の最新の仕事としてパノラマボックスがお披露目された。


 パノラマボックスとは駿氏の造語で、箱の中に紙に描いたイラストを遠近をつけてボックスの中に固定し、立体的に見せた作品。「君たちはどう生きるか」の作画を終えた22年6月ごろから現在まで取り掛かっていたという。


 吾朗氏いわく「キャラメルのおまけが原点。殺陣構図を多用して俯瞰で空間を描くのが宮﨑駿」だそうで、宮﨑駿作品の1シーンを新たな画角で体験することができる。「となりのトトロ」や「千と千尋の神隠し」「魔女の宅急便」「君たちはどう生きるか」などの登場人物たちがモチーフで全31点が展示される。



「まだまだ現役、というのが非常に強くある」

 鈴木プロデューサーは「本来なら宮﨑駿が来るべきですが……」とお約束の“ハヤオイジリ”に。「ここへきて反射神経が鋭くなってる。しゃべり終わる前に答えを言う。まだまだ現役、俺は頑張っているというのが非常に強くある。85歳なのに、まだ映画を作りたがっているんですよ」と報道陣を笑わせた。「ジブリ展」など展示イベントは全国を周回、「千と千尋の神隠し」の舞台は現在韓国公演中。ファンは次なる作品を待ち望んでいるだけに、宮﨑駿監督の元気とやる気に期待は高まるばかりだろう。


 パノラマボックスは、ジブリパーク(愛知県)内のジブリの大倉庫にて7月8日から公開。吾朗監督は「子供のための位置設定にこだわったので、大人はしゃがまないと見えませんが、31回しゃがんで覗いてみてください」と締めくくった。


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