高市首相の態度の悪さに、SNSで批判が集中している。


 問題視されているのは、17日行われた参院予算委員会での一幕だ。

共産党の山添拓議員が米イスラエルによるイラン攻撃について質問。「総理はイランを非難する一方で、米国とイスラエルは非難していない。トランプ大統領に攻撃の中止も求めていない。なぜなのか」と問い詰めた。


■肩をすくめて「以上です」と一言


 すると、高市首相はいかにも面倒くさそうに答弁台に立ち「トランプ大統領とは、これから面会致します」と分かり切った回答。山添氏をバカにしたような目つきで見下し“理解できたか?”と言わんばかりの態度で肩をすくめ、「以上です」と冷たく言い放ったのだ。


 その後も、山添氏をあざけるように笑みを浮かべたり、ダルそうな態度を取り続けた。さすがに、この態度に対してSNSでは「不貞腐れたガキレベル」「品性に欠ける」「ふざけてない?」と批判が続出。答弁そのものも空疎だった。


 もうひとつの炎上案件は、この日、質問に立った、れいわ新選組の伊勢崎憲治議員への態度だ。東ティモールやアフガニスタンの国連平和維持活動で武装解除を指揮した元国連職員の伊勢崎氏は、プロの立場からイラン攻撃について質問した。イランで子どもを含む民間の犠牲者が増え続けていることを念頭に「米国とイスラエルに戦争の即時停止を求めていただけないか。

これは嘆願に近い僕の願いです」と指摘。高市首相は資料に目を落としながら「あらゆる外交努力を続けていく」と、気のない答弁だった。


 伊勢崎氏は質問の最終盤で「お伝えしたいことがあります」と一言。戦争開始直前まで、米イラン間で外交交渉が行われていたにもかかわらず「戦争が選択された」と強調。「唯一の道は第三者が対話と交渉の突破口を開くこと」と言い、会談で「トランプ大統領の友人として、停戦の説得をしていただきたい。切なる願いです」と要求した。


 鬼気迫る質問に、茂木敏充外相と小泉進次郎防衛相は大臣席から身を乗り出し、真剣に質問に耳を傾け、緊張感をにじませていた。ところが、高市首相は背もたれに寄りかかり、痛めたはずの右手で頬杖をつき、けだるそうに伊勢崎氏を見つめ続けていたのだった。


 この日、高市首相は与党である日本維新の会の議員の質問に「サナエ・スマイル」を浮かべ、冗談を交えつつ答弁。参政党の神谷宗幣代表の質問にも笑みを浮かべながら答え、国民民主党議員の問いに対しては淡々と答えていた。共産とれいわにだけ横柄な態度をとったわけだ。


「高市さんは協力を期待できる政党にだけいい顔をしたのでしょう。

参院は少数与党だから、野党に譲歩せざるを得ない。協力してもらえる可能性がある国民民主や参政を丁重に扱う一方、非協力的な共産やれいわには塩対応。適当にあしらったということ。また、トランプ氏との会談に向けて相当な重圧を感じているそうですから、イラン攻撃について聞かれるのがイヤなのでしょう」(官邸事情通)


 国会軽視もはなはだしい態度である。


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 高市首相はかつて、高市首相が民主党政権の国会対応についてブログで批判を繰り返していたのだが、とんだブーメランとなって自分に返っている。関連記事【もっと読む】『高市首相に「国会軽視」の特大ブーメラン! 閉鎖ブログに審議短縮への嫌み・不満を書き連ねていた』で詳しく報じている。


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