Snow Man佐久間大介(33)のアニメ声優仕事が急増している。今年1月まで放送されていた『キミとアイドルプリキュア♪』(テレビ朝日系)での出演に続き、現在放送中の『ハイスクール!奇面組』(フジテレビ系)では切出翔役に抜擢。


 4月からは『メイドさんは食べるだけ』(TOKYO MX系)、『キルアオ』(テレビ東京系)への出演も控え、今後公開予定の映画『風を継ぐ者』では梶裕貴、悠木碧、内山昂輝、中村悠一ら一線級の声優陣と肩を並べ主役を務める。


 アイドルやタレントの声優挑戦は珍しくないが、アニメファンからは敬遠されがちだ。しかし佐久間の起用には「昭和版『奇面組』も見たけど良いキャスティング」「違和感なかった」など好意的な声が多い。その理由はどこにあるのか。


■「アニメが普通になった」社会変化も追い風


 まず佐久間のアニメ仕事増加には、社会的な背景がある。長年業界を見てきたアニメ誌の関係者はこう語る。


「日本においてアニメが占める位置は、この数年で大きく変わりました。ブームを超えた大衆的エンタメとして定着したことで、一般企業や芸能事務所がアニメの仕事を偏見なく受け入れるようになっています。他分野で活躍する人材の参入が増えたのは、そういう時代の変化があってこそでしょう」(アニメ誌ライター)


 そしてその変化を後押ししてきたのが、佐久間のような存在でもある。では業界での評価はどうか。


「『ハイスクール!奇面組』でも『キミとアイドルプリキュア♪』でも浮くことなく、作品やキャラクターに馴染んでいました。彼は昔からコミケの一般参加を公言するほどのアニメファン。

オタクとしての下地に加え演者としての基礎も積んでいるため、監督や音響監督からのオーダーにもスムーズに応えられる。声優に求められることやキャラクターを生かす演技を体感的に理解しているのだと思います」(前出のライター)



「あざとくない」古き良きオタクの態度

 好意的な声が多いのは、演技面以外にも理由があるようだ。


「アニメが好きという事実はもちろんですが、主張するバランスが良い。あざとさを感じさせない一方で、その話題になると深い知識や理解を伺わせる。普段は自己主張しないが、いざ語り出すと止まらない――古き良きオタクのような態度です(笑)」(前出のライター)


 では、逆にアニメファンから嫌悪される芸能人起用のケースは?


「興味本位で『流行っているからすり寄ってくる』という態度が透けて見える相手は嫌われる傾向があります。かつては『オタク=バカにされる』という時代が存在し、その空気は体験していない世代にも何となく残っている。近年アニメは市民権を得ましたが、だからこそ『ずっとバカにしていたくせに』『今さら踏み込んでくるな』という反発が生まれやすい。自分たちの大切なものを都合よく利用してほしくない、金儲けの手段にしてほしくないという、良くも悪くもピュアな感情もそこにはあります」(前出のライター)


 佐久間の発信力の高さや、アニメに対する熱意の“本物感”は製作側にとっても貴重だという。声優としてはもちろん、様々な形でのオファーは今後も続くだろう。


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 佐久間大介の躍進の一方で、Snow Manの人気に陰りが。関連記事【もっと読む】『宮舘涼太“臆測”強調でSnow Man「国民的人気」に急ブレーキ危機…“めめ不在”の痛手』…では、宮舘涼太の熱愛報道への対応についても伝えている。


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