ソウルの光化門広場で3月21日に開催された韓国の人気グループBTS(防弾少年団)のメンバー7人が揃った復帰公演は、ソウルの警察の推計で4万人台が集まったと発表された。主催者発表では10万4000人とされたが、いずれも開催前の動員予想26万人から半数~5分の1まで減っている。
メンバーの兵役義務などでグループ活動を休止し、ライブは3年5カ月ぶり。そのため、今回は厳戒態勢が敷かれたが、混乱なく終了した。その一方、動員数が予想を下回ったことで、SNSでは日本のアーティストの過去のライブに注目が集まることに……。
1999年7月31日に幕張メッセ特設会場で開催されたロックバンドGLAYによる「GLAY EXPO '99 SURVIVAL」だ。
「公式発表では有料ライブながら20万人を動員。日本記録認定協会にも“日本最大のライブコンサート”と記録されています。総制作費は30億円、当時の世界最多動員を記録した伝説的なライブでした」(音楽誌編集者)
だが、この数字についても後年メンバーが「20万人も入っていない」と明かしている。YouTubeや深夜番組などでメンバーのHISASHIが、「たぶん20万人入ってないです」と内幕を告白。前代未聞の規模だったため、マニュアルはなく、6時間前の開場ながら時間が迫り、途中から残りの並んでいる人を「とりあえず」入場させたとも振り返っている。
「TAKUROさんも、当日は16万人程度のチケットしかもぎっていなかったと明かしています。ただ、周辺で無料で聴いている人もいたとして18万人かも、22万人かもしれないと語っています。今回のBTSも無料チケットの当選者2万2000人以外、実数を正確には測れないのは分かります。
今後、日本ではGLAYを超える観客を集める単独ライブは実現不可能だとされている。ファンの問題ではなく、安全と公平性の両面からだ。
「GLAYのライブは、90年代でしたが、2001年の明石歩道橋事故で死傷者を出し、日本のイベント警備などの意識や安全基準が大きく変わりました。05年には警備業法が改正されましたし、明石の事故では主催者側も刑事責任を問われた。もちろん、フェスや花火大会などの歩くことを前提としたイベント以外で、10万、20万人規模の動員は難しい。万が一の責任や警備コストがかかりすぎますから。また、現在は、転売を排除するために本人確認を徹底していますから、収拾つかなくなるリスクの点でも『20万人ライブ』は実現できないでしょう」(イベント会社関係者)
あの時代のファンは幸せだったのだろう。
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BTSの復帰公演の様子とその経済効果については、関連記事【もっと読む】『経済効果は1日で280億円!メンバー全員除隊のBTS再始動はまさに国策』…で、詳しく報じている。

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