鈴木亮平(42=写真)主演の「リブート」(TBS系=日曜夜9時)が、冬ドラマで唯一2ケタ視聴率をキープして“最終章”に突入。死んだはずの儀堂(鈴木)が儀堂にリブートした早瀬(松山ケンイチ、リブート後は鈴木)の前に現れて“同じ顔のバディー”になったかと思えば、第6話で本物の儀堂は殺され、早瀬をリブートさせるなど怪しい行動を見せていた一香(戸田恵梨香)が実は殺されたはずの早瀬の妻・夏海(山口紗弥加)がリブートしていたことが明らかになり……という怒涛の展開は、最終回に向けてさらにヒートアップしそうだ。
視聴率だけでなく、TVerのお気に入り登録数は144万超え(3月22日現在)で突出しているし、レビューサービスFilmarksの評価も5点満点で3.9と高い。ある広告代理店関係者は「民放ドラマの“王者”の面目躍如といったところでしょうか」と話す。
ネット上でも《目まぐるしい展開で面白い》《放送を見た後にTVerで2周目を見るのが習慣になった》などと絶賛の声が多数。だが、その中に混じって《役者陣はいいけど、“なんでもあり”すぎて考察するのもバカらしくなる》《90年代に流行した“ジェットコースタードラマ”みたいなのを日曜劇場でやらんでもいい》といったマイナス評価も散見される。テレビコラムニストの亀井徳明氏は「設定や展開の“攻めっぷり”に賛否はあるでしょうけど、ドラマの楽しみ方の幅を広げた一作ではある」と、こう続ける。
「日テレが得意な“考察もの”を日曜劇場がやる以上、視聴者の振り回し方はより過激にならざるを得ない。ただ、初回から考察が盛り上がった一方で、《リブートしているのは早瀬だけじゃなくて、もっといるでしょ》といった指摘は多数ありました。それがちょっとあり得なさそうな人も含めて《塚地が実は儀堂》《いや、塚地こそ実は合六》とか、《登場人物全員がリブートしてる》など、おふざけ気味の考察が暴走して“リブート大喜利”みたいになっちゃったりもしていますね。ストーリーの面白さそっちのけではあるんですが、それもドラマの楽しみ方のひとつになっている」
日曜劇場には重厚な人間ドラマを期待する層が多い。でも、そこからの批判はあっても視聴率が確保できているわけだから、結果的に“成功”と言えそうだ。前出の亀井徳明氏も「一歩間違えばシラけてしまいそうなところを、鈴木さんや戸田さんの演技の説得力でねじ伏せている。制作陣も含めた枠の底力があるからこそ成立できている」と語る。
そんな枠の強さを見せつけた日曜劇場。次の春ドラマは堤真一(61)主演の「GIFT」で、孤独な天才宇宙物理学者と“車いすラグビー”の弱小チームが織りなす人間ドラマだ。
「“入れ替わり”で視聴者を振り回した『リブート』から一転、日曜劇場らしい直球ですね。ところで『リブート』もそうですが、《~○○○の△△△~》なんて内容説明的なサブタイトルを付けない潔さも、日曜劇場の自信の表れに見えますね」(前出の亀井徳明氏)
その前に、まずは“最終章”。“まさか”の展開に翻弄されるのも楽しいけど、“リブート大喜利”はもっと盛り上がったりして。
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キンプリとしての活動は順調のように見えるが、本人からするとそうでもないようだ。関連記事【もっと読む】「リブート」で“覚醒”した永瀬廉が主演映画にかける切実事情 キンプリは“分裂3年”で「Number_i」と大きな差…では、永瀬廉の並々ならぬ思いについて伝えている。

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