「規則に反する不適切な行為はない」――。事実無根だと言い張る「説明文書」を受け入れ、審議は正常化した。
週刊文春は先週、先々週と2週にわたり、松本氏と既婚女性との不倫関係を詳報。とりわけ問題視されたのが、衆院議員会館の自室で性行為に及んだ疑惑だ。会館規約の禁止事項には〈秩序を乱したり、他人に迷惑をかける行為又は不体裁な行為等〉と明記。議員「快感」もとい、会館内セックスは“禁じ手”濃厚だ。校内での性行為が発覚した教員が懲戒免職となる時代である。教育行政をつかさどる文科省トップの任に堪えないとして、野党は松本大臣の辞任を求めた。
松本大臣は国会で不倫関係自体は認めながら、会館内の性行為は「相手のあることですのでコメントは差し控える」と繰り返し、説明を拒否。しかし、その相手女性は文春の取材に〈私は彼と、確かに議員会館で身体を重ねました〉と断言している。
■学びを“人質”に取れず
それでも高市首相は松本大臣を擁護して更迭を否定するも、参院は少数与党だ。野党は不倫問題に関する明確な説明を松本大臣に求め、応じるまで松本大臣が出席する文教科学委員会の開催を認めず、空転に至った。
「野党の説明要求は19日、松本大臣がやっと野党側に説明文書を提出したのは25日のことです。その間、松本大臣は文春の追加取材に怯えながら様子見を決め込み、25日に文春の早刷りが届き、続報がなかったことにホッとして重い腰をあげたのでしょう」(野党関係者)
痴漢冤罪映画の題名じゃあるまいし、「それでもオレはヤってない!」の強弁を通す野党もモノ分かりが良すぎる。高校無償化法案は3月中に成立しないと生活に影響が及ぶ「日切れ法案」だ。暫定予算に計上しても、本来なら法案が成立しなければ執行できない。
高校無償化と引き換えに、松本大臣のクビを迫る選択肢もあったはずだが、立憲民主党の斎藤嘉隆国対委員長は「子どもたちの学びを停滞させるわけにはいかない。苦渋の判断だ」と強調した。
「学びを“人質”に取るのはもろ刃の剣。高校生を持つ親の反発を買いかねない」(前出の野党関係者)がホンネだろう。かくして子どもに守られた不倫「快感」大臣のクビ。それこそ子どもたちに範を垂れるのか。
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松本氏洋平文科相は、自身の不倫について“虚偽答弁”していた疑いも。関連記事【もっと読む】『議員会館でも身体重ね…“不倫男”松本文科相は辞任秒読み! 虚偽答弁疑惑に「コメント控える」連発の卑劣』で詳しく報じている。





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