小中学生を中心に今、シールブームが過熱している。販売店には開店前から行列ができ、人気商品は数分で完売。
火付け役となったのは、ぷっくりとした立体感が特徴の「ボンボンドロップシール(通称ボンドロ)」だ。自身も7歳の子どもを持つ、ライフスタイル誌ライターはこう話す。
「もともと一部の文房具マニアや小中学生の間で局地的に人気があったボンドロが、有名キャラとのコラボやインフルエンサーによる紹介でじわじわと人気を獲得。品薄・入手困難になったことで販売情報が拡散され、2025年秋ごろから興味のなかった層にまで広がっていきました」
そして、その勢いは芸能人まで広がった。観測するうえで「彼女が“古参”かもしれない」というのは、タレントのあの(年齢非公表)だ。自身のYouTubeチャンネルでは田中みな実(39)とシール交換する動画を投稿。あのは、「シール集めは昔からやってて」と話し、シール帳を集めだしたのは24年ごろからだと告白。また、爆発的ブーム直前である25年夏には芸人の粗品と熊元プロレスを招いてシール交換会を実施している。
また今年2月、Kis-My-Ft2・玉森裕太(36)はインスタグラムのリールで“シール帳デビュー”の様子を公開。当初は企画の一環だったようだが、その後も「シール集め、順調に進んでいます」とハマったことを報告している。
さらに、俳優の藤原竜也(43)までもがシールに熱中しているのだという。
「藤原さんは娘の影響で、シール集めにハマったそうです。今年3月には『Sky presents 藤原竜也のラジオ』(ABC)で、シールの問い合わせにうんざりする店員のモノマネを披露し“解像度が高い”とバズっていました。また、同番組では2週にわたりシール特集を企画。インフルエンサーのシール大臣さんをゲストに招きシール談議に花を咲かせています。彼の豪華なシール帳を見て『すごいよ…かわいい!』『こんなに種類あるんですか!』『ちょっと…開けていいですか…?』と興味津々な藤原さんの姿がほほ笑ましかったです」(前出のライフスタイル誌ライター)
平成世代の親がハマる理由とは
藤原のように親世代のハマりぶりも目立つのだという。なぜこんなにも大人が熱狂するのか。
「コミュニケーションの手段として始めたものの、気づけば子ども以上にハマっているパターンが多い。今はまさに90年代後半から2000年代初頭にシール交換を楽しんだ平成世代が親になる時期。『子どものために』と正当化しながら、当時果たせなかった欲をお金と行動力で満たしているのではないでしょうか」(前出のライター)
一方で、ブームの過熱には問題も伴う。
「開店前行列はもはや日常の光景。徹夜で子どもと並ぶ親の姿も見られます。転売問題はもちろんのこと、SNSで各店の在庫情報を共有し合い、それを見た客が殺到して店員を困らせることも多々。
そんなトラブル多発の影響などもあり、ブームの終焉も近いのではと話す。
「芸能人が参入することにより、さらなる入手困難な状況も予測されます。ブームが終われば、本当にシールが好きな人や子どもたちだけのものに戻る。それはそれで健全な姿じゃないかと思っています」(前出のライター)
シールブームはいつまで続くか。
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