満を持しての地上波連ドラ初主演だ。女優の宮澤エマ(37=写真)。

「産まない女はダメですか? DINKsのトツキトオカ」(テレビ東京系=月曜夜11時6分)で美容師の金沢アサを演じている。


 実知あつき氏の漫画「DINKsのトツキトオカ 『産まない女』はダメですか?」が原作で、《共働きで子供を持たない【DINKs】を選択し、穏やかな日々を送っていたアサと夫の哲也。しかし、その平穏は予期せぬ妊娠によって脆くも崩れ去る。多様な生き方のリアルな苦しみと希望を描き出す社会派ヒューマンドラマ!》(番組公式サイトより)。TVerでの第1話の再生回数が100万回を突破し、お気に入り登録数は4月9日現在で31.1万だ。


「他のドラマよりスタートが早く、すでに2話まで進んでいることもありますが、深夜ドラマにも関わらず現時点で他局のGP帯ドラマと肩を並べているのはすごい」(エンタメサイト編集者)


 レビューサイトFilmarksでの評価も5点満点で3.8と、かなり高め。


 芸能ライターのエリザベス松本氏は「テンポが良くて見飽きない。これから評価はさらに上がっていきそうな予感がします。主演の宮澤さんの細やかな演技に見とれてしまうんですよね。喜び、苦悩、そして第2話のラスト、夫をまるで初めて見る他人のように感じている恐怖と驚きの顔。秀逸でした。見開かれた目とわずかに震える顔の筋肉に、見ている私も緊張したほど」と話す。

夫の哲也を演じる浅香航大(33)についても絶賛だ。


「連ドラ界では定期的に“ヤバい夫”が出現し、1992年に新語・流行語大賞も受賞した、あの“冬彦さん”と比較されるのがお約束です。『産まない女』の哲也はここ最近では“ヤバい夫”ランキングの上位に入る強烈キャラ。演じる浅香さんは再放送中の朝ドラ『マッサン』に英一郎役で出演しており、その爽やかさとのギャップがすごくて……すっかりクセつよ演技が様になる俳優さんになりましたね」


 妻のアサが妊娠を望まないと知っているのに、こっそり避妊具に針で穴をあける。妊娠をチェックするためにサニタリーボックスをのぞく……哲也の様子はまさにホラー並みに怖い。


「結婚前に子どもを持たないと双方同意したはずが、結婚後に夫が子どもを熱望する。そういう話は実際にあります。そのすれ違いで悩んでいる女性は意外と多いのではないでしょうか。そういった背景もあり、《このドラマ、見てみたい》と思う視聴者がこれからも集まってくる気がします」(女性誌編集者)


 顔はまったく似ていないが、宮澤が宮沢喜一元首相(享年87)の孫であるのは知られた話。


「宮澤さんもテレビに出始めた当初は“首相の孫”という話題が先行しがちでしたが、ここ数年は演技派として連ドラにひっぱりだこ。国内ナンバーワン実写映画『国宝』にも極妻役で出演し、強い印象を残しました。今のポジションは実力で勝ち取ったものなのは間違いありません」(前出のエリザベス松本氏)


 宮澤の初主演ドラマ、春ドラマの台風の目となりそうだ。


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 活躍目覚ましい宮澤エマの魅力とは。関連記事【もっと読む】『宮澤エマは芸達者で映画、ドラマと大活躍だが…歌のうまさも半端ない』も必読だ。


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