
おすすめ名刺入れって?
「いざショップを訪れてみると、そこには実にいろいろなメンズ向けの名刺入れ。さて、ひと品を選ぼうとすると、これがなかなかに難しい。
このような経験、皆さんもありますよね。
そこで今回は、名刺入れの選び方のポイントと、ネットで探しては見つからないセレクトショップがおすすめするメンズ名刺入れをご紹介します。
プロの選定眼が光るセレクトは、「プレゼントにあげたい」「他人と被らないものが欲しい」と考えている方も必見です。
メンズ名刺入れの選び方のポイント
ビジネスアイテムの基本は、高級感がありつつも華美でなく、仕事をスムーズに進めるための機能性を持ったもの。これはメンズ向けの名刺入れでも同じです。
そこで、選び方のポイントは下記の4つ。
・素材はレザーがベスト
・ICカードと一緒に収納は避ける
・収納箇所は最低2箇所
・シンプルイズベスト
それでは、各ポイントを具体的に見ていきましょう。
素材はレザーがベスト

最初のポイントは「本革であること」。一般的な革製の名刺入れは牛革を使用しているので、まずはこれを選びましょう。定番の素材ながら、革の持つ上品さや高級感はビジネスシーンに最適です。
一方、アルミなどの金属製の名刺入れは、個性は出せるけれども避けるべきアイテム。相手が本革の名刺入れだった場合には不釣り合いな格好になってしまいます。また耳障りな金属音が相手を不快にさせてしまい、ひいては商談の妨げになってしまう可能性も。
ICカードと一緒に収納は避ける

名刺入れは名刺だけを入れるもの。当たり前ですが、これ、重要です。
大きさも似ているので、ちょうどいいからとICカードを名刺入れに収納してはいませんか?
自分の分身とも言える名刺が汚れていては相手に失礼。最悪、信頼できる人物と判断してもらえず、商談のスタートにすら立てないかもしれません。
収納箇所は2箇所以上がベター

目的は、いただいた名刺と自分の名刺をきちんと分けるため。
自分の名刺の専用スペースがあれば、残り枚数をより管理しやすくなります。大事な場面で名刺を切らしてしまった、なんて失態を回避するためにもあったほうがベターです。
さらに、いただいた名刺を他者へ渡してしまった、といったトラブルを回避できる効果も。個人情報保護法では、いただいた名刺を他人に渡すと情報の「第三者提供」とみなされることもアリ。
ただ収納箇所が一箇所でも「自分の名刺は前に、もらった名刺は後ろに」というように管理すれば上記のトラブルを回避することができるので、そこはご自身とご相談してみて。
シンプルイズベスト

ビジネスの基本にならえば、名刺入れも装飾性の高いアイテムはNG。シンプルなアイテムを選べばどんなシーンにも対応できます。今いる職場環境が個性的なアイテムOKでも、終身雇用が崩壊した今は先の事はわかりません。その点でも選ぶべきはシンプルイズベスト。
理想は、黒かブラウンといったプレーンな牛革の名刺入れ。シンプルなレザー素材は、エイジング(経年変化)も楽しみながら永く使えるのでおすすめです。
ショップスタッフのおすすめメンズ名刺入れ9選
プロがおすすめするメンズ向けの名刺入れは、おさえた安心のアイテム。そのうえで、「プレゼント」や「被らない品」としても使える広い懐も持っています。
では、早速チェックをしていきましょう。
1.革の哲学を味わう〈RHYTHMOS〉

RHYTHMOS
VIsit(W)
¥13,824(税込)
鹿児島市内で革小物の製造・販売を行っているブランド〈RHYTHMOS〉の名刺入れ。国内生産の皮革を使い、手縫いで1点1点丁寧に仕上げています。
収納部は開いたときに両サイドに振り分けられる形で、いただいた名刺もしっかりと分けて収納できる安心の設計。プラス、それぞれの収納部が2重構造となっているので、最大で約40枚もの名刺を収納できる大容量設計もポイントです。
表皮にみられるキズやシワは天然皮革の証。エイジングも含め、それらを楽しみたくなる革を活かしたデザインは、メンズが好む一品です。
\スタッフのおすすめポイント/
「肉厚な革を手縫いで仕立てた頑強なカードケースでありながら、ゴツすぎず中性的な雰囲気を備えている、そのバランス感が秀逸な品です」
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2.作り手×持ち手が完成させる〈IL BISONTE〉

IL BISONTE
カードケース
¥9,720(税込)
フィレンツェのブランドながら、バッファローのロゴや独特の革使いと、アメリカンなテイストも感じられる〈IL BISONTE〉。イタリアの熟練の職人が手作業で作り出すワイルドなデザインは、メンズにも常に人気です。
こちらの名刺入れも、もちろん手仕事で生み出された品。人の手による工程と天然皮革のもつ癖は、1点ごとに異なります。これが個性と魅力を生みます。
エイジングにより光沢や柔らかさが現れる点もポイント。
\スタッフのおすすめポイント/
「毎シーズン人気のIL BISONTE のカードケース。定番の名刺入れは、ダブルフラップのデザインがスタイリッシュな印象に」
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3.英国の粋を別注で楽しむ〈Whitehouse Cox × EDIFICE〉

WHITE HOUSE COX
ニューレザー*ブライドルレザーカードケース
¥18,360(税込)
英国の革ブランド御三家に数えられる〈Whitehouse Cox〉。自慢のブライドルレザーは非常に堅牢なことで有名です。
こちらは、そのプレーンなレザーに別注の型押しを施した名刺入れ。凹凸による陰影ある豊かな表情は新鮮です。内側はメンズにも似合う穏やかなアイボリーカラー。バイカラーの色使いでモダンな印象をプラスします。
使っているうちにブルームと呼ばれる白い粉(ワックス)が浮き出るのは、ブライドルレザーならではの特徴。落とさず風合いを楽しむも良し。磨いて光沢感を楽しむも良し。自分好みに料理していってください。
\スタッフのおすすめポイント/
「面を型押し加工をしているので、傷などが付きにくい特徴がありながらも、使い込む程に味わいの増す、エイジングも楽しむこともできる愛着の湧く一品に仕上がっています!」
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4.こだわりの名機が生み出す〈VA-VA〉

VA-VA
card case
¥14,580(税込)
知る人ぞ知る表参道の人気セレクトショップ〈VA-VA〉が、五感を刺激させるブランド The Wonder Lust へ別注した名刺入れ。
この名刺入れの縫製に使われた機材は、伝説とも幻とも言われる貴重な旧式上下送りミシン「SEIKO TE-2」。
ミシンが通らない箇所は手縫い、と作り手の革へのストイックさも光ります。こだわりを持つメンズなら思わず共感してしまいますよね。
\スタッフのおすすめポイント/
「繊維密度が高いので、コシが強く丈夫な他、しっとりとした手触りの素材は、使い込むにつれて艶と透明感が増し、色が深くなり、独特の味が出てきます」
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5.歴史の重みを感じる〈SLOW〉

SLOW
herbie
¥9,180(税込)
創業100年を越える、日本の老舗タンナー・株式会社 山陽。日露戦争後は、軍需向けに革靴やベルトといった皮革製品を多数生産してきました。その高い技術と品質で、今も日本の皮革産業を牽引しています。
そんな山陽の蝋引きレザーを使用して作られたのが、〈SLOW〉のハービーシリーズの名刺入れ。蝋引きによる、マットでムラのある表情にハリと耐久性を備えた素材感は、メンズにこそおすすめのアイテム。
現代のモードにも合わせられる無骨さと豊かな表情は、伝統ある確かな皮革の品質があってこその名品です。
\スタッフのおすすめポイント/
「シンプルでお洒落ですよ^^」
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6.商機を逃さない〈forme〉

forme
Card case Bridle black
¥15,120(税込)
Sedgwic社はイギリスを代表するタンナーとして日本でも人気の企業。そんなブランドの得意とするブライドルレザーを贅沢に使用した〈forme〉の名刺入れは、メンズにも似合うミニマルなデザインと、それに相反する高い機能性がウリ。
2つのポケットのうち、手前のポケットのレザーをラウンド型にカット。
このポケットに自分の名刺をセットしておけば、いついかなる時も絶妙なタイミングで渡せるはず。絶対にビジネスチャンスは逃しませんよ。
\スタッフのおすすめポイント/
「ブランドロゴもこちらのカードケースには入っておらず「ブランドロゴが邪魔になる時がある」というデザイナーの意思と革の本来の美しさを引き出す形と使い心地の良さはフォルメならではのカードケースです」
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7.デザインで魅惑する〈JINMON〉

JINMON
PRAG CARDCASE
¥11,880(税込)
ロンドン発の人気バッグブランド Jas-M.B. で研鑽を積んだ陣門大輔氏がデザイナーを務める〈JINMON〉。世のメンズを虜にしてしまうほどの色気あるデザインがユニークです。
レザーを重ねる立体的な構造や遊び心あるステッチワークは、シンプルだけれど構築的。さらに、クロム鞣しの本場ドイツのレザーを使うことで、気品や色気も持ち合わせた雰囲気に。
メインポケットの後ろには薄めのサブポケットを配置することで、約30~40枚程の名刺を収納できる容量と使い勝手をプラスしています。
\スタッフのおすすめポイント/
「素材感やディテールにこだわりデザイン性も兼ね備えた名刺入れです。」
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8.羊の皮を被った狼〈irose〉

irose
irose
¥9,720(税込)
高橋兄弟が手掛けるブランド〈irose〉。ブランド名は兄弟を意味する古語「いろせ」が由来。
irose の名刺入れは、トスカーナのタンナー・テンペスティーのレザーを使用しています。その一枚革を折りたたむことで生まれる特徴的なデザインは、ただカワイイだけの名刺入れにあらず。蛇腹状に広がる2つのカード収納部は、出し入れしやすく収納力も◎。メンズにもおすすめできる名刺入れに仕上がっています。
デリケートなレザーも、付いたキズが馴染んでからが本番。革の経年変化もぜひ楽しんでいただきたい逸品です。ぜひプレゼントにもどうぞ。
\スタッフのおすすめポイント/
「フタを開けて頂くと中身は二つに分かれてます。自身の名刺と相手の名刺を分けて収納出来るのも良いです。」
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9.エコで先ゆく〈SETTLER〉

SETTLER
Namecard Case
¥11,880(税込)
Whitehouse Cox のセカンドブランド〈SETTLER〉。そのワンワールドコレクションからのメンズ向け名刺入れは、「環境に優しいもの」を表す地球を両手で包んだマークがポイントです。
使われる素材は全てエコなものばかり。馴染み良くしなやかな手触りのイタリア産レザーからコットンライニングまで、いずれもが自然に優しい製法で作られています。
メインブランドの経験から使いやすさにも配慮し、ポケットの片側は深めのマチという工夫も。永く使える=環境保護と、どこまでも徹底したこだわりには感服です。
\スタッフのおすすめポイント/
「使用していくと自然と革と馴染み独特の硬質感ある光沢を生み出してくれます。使い込めば使うほどに深みの増す味わいなどの経年変化も魅力のアイテムです」
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あとがき
プロによる選び方のポイントは説得力のあるものでしたね。
加えて提案されたメンズ向けの名刺入れは、どれも素敵なものばかりでした。贅沢なことに、これではますます名刺入れ選びに迷ってしまうかも?
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