選ぶべきはコットンニットかも
在宅勤務の期間も長くなってきましたが、未だにスタンスが定めづらいのが勤務時の格好。まあ部屋着のままでも問題はないのでしょうが、ビデオ会議時にはちょっと気が引けるし、仕事モードにも切り替えづらい。
アイテムで言えば、部屋着のイメージが強いスウェットより、もう少し緊張感があるくらいが理想的。堅苦しさがないのに、上品な印象があるニットはまさにおあつらえ向きです。もちろん、今の時期なら素材はコットンで選びたい。今回はプルオーバーとカーディガンの両方から4着をお届けします。
“イタリア製でこの値段”はズルい

GICIPI ¥5,724(SEPTIS)
まず前半2品はクルーネックのタイプをご紹介。手頃な値段の一着として、鉄板なのは〈ジチピ〉のコットンニット。生地から縫製までイタリア国内で手がける老舗カットソーメーカーです。「イタリアの伊達男はゆりかごから墓場まで〈ジチピ〉とともに人生を歩む」なんて洒落たフレーズも存在するほど本国では愛される存在。この値段なら、色違いで揃えてローテーションさせたい。
この商品を詳しく見るニットに“しっかり感”を求めるなら

BARNS ¥12,980(HAVEA)
メイドインイタリアには唆られるけど、日本製だってチェックししておきたい。「ニットは取り扱いに気を使うイメージがあるので苦手」という方は、しっかりと編み込まれた生地感が特徴の「ミラノリブ」のニットがおすすめです。実は、素材はコットンではなく、ポリエステルメインなのですが、言われなければわからないほど自然な表情。
「カーディガン=Vネック」だけじゃない

STILL BY HAND ¥16,500(WEEKENDER SHOP)
後半2品はカーディガン編。Tシャツの上からサッと羽織るだけでも様になるので、便利なアイテム。カーディガンといえば首元はVネックが一般的ですが、インナーにカットソーを合わせた際に特に相性がいいのはクルーネックのタイプです。今なら、画像のようにインナーも同色で揃えるワントーンでのコーディネートが洒落てます。
この商品を詳しく見る“ボタンがない”ってなんか新鮮

firmum ¥14,850(sus4cus.)
この春FACYでもよく見かけるのは、ボタンレスのカーディガン。ボタンがない分、デザインの情報量が少ないので、よりミニマルにキマるのが特徴です。こちらは、ストンと落ちるエレガントなシルエットが技アリな〈フィルマム〉による一着。ゆるい空気感の中に、どこかモードなニュアンスを忍ばせるのが得意なブランドです。モノトーンでさっぱりとまとめて着こなしたいところ。
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