そろそろテレワークに慣れてきた(飽きてきた)編集部が、自宅から愛用品をお届け!

〈ハリオ〉のドリップスケール、買っちゃいました
前回ひっそりと公開した「ONIBUS COFFEE」のコーヒー豆テイスティングセットのレビュー記事。その時に「やっぱり欲しいな~」との思いを強くしたのが〈ハリオ〉のドリップスケール。
そもそもドリップスケールって?

液晶左がタイマー表示、液晶右がグラム表示。それぞれの横のボタンでスタートやオンオフを管理
そもそもドリップスケールとは、簡単に言えばタイマー機能が付いたキッチンスケール。コーヒーの抽出時間と抽出量(重さ)をひと目で把握するのが目的のアイテムです。
時間と量を可視化してくれる同アイテムの力を借りて「同じ豆で淹れているのにその都度なんか味が違う」という個人的なモヤモヤ感を解消したかったのが購入理由。あとは、ハンドドリップで淹れているコーヒー屋さんがよく使っている印象があったので、「なんかプロっぽくてかっこいい!」という浅はかな理由があったのも事実です。
淹れる前の準備

早速淹れる準備に取りかかります。豆は最近気に入っている「ONIBUS COFFEE」のステップブレンドを使用。ドリッパーは〈ハリオ〉、〈ボール〉のメイソンジャーをサーバー代わりにして、ヤカンは〈月兎印〉のスリムポットというのが現在のセッティング。夕方飲む分もまとめて淹れたいのでタンブラーも用意します。

挽いた豆をドリッパーにセットしてサーバーごとスケール上に載せる。

投入するお湯の量のみを知りたいので、液晶横のボタンを押してグラムの表示を一度リセット

豆13グラムに対して、蒸らし(40グラム)→1投目(80グラム)→2投目(60グラム)→3投目(45グラム)の計225グラムのお湯(92℃)を30秒間隔で注ぐ ※1人分の目安
淹れ方はオニバスコーヒーが豆と一緒に送ってくれる淹れ方ガイドを参考にしています。ガイドに記載されているのは1人分のみだったので、2人分・3人分に換算した量を横にメモ。今回は2杯分淹れようと思うので、倍の450グラムを2分半~3分以内に淹れるのが目標です。
00:09 / 26.6g ~蒸らし~

お湯を投入すると同時に、左のタイマーをスタート。まずは粉を蒸らすための80グラムを注ぐ

ぴったり80グラムを注ぐのがすでに難しい。どうしても誤差が出てしまう
01:41 / 230.5g ~1投目~

30秒蒸らしてから1投目(160グラム)のお湯を入れていく

1投目終了時。撮影しながらということもあり、目安の抽出時間からは遅れ気味。量も多い(本来は240グラム)
02:31 / 292.0g ~2投目~

2投目(120グラム)を注ぐ。左右の数字をそれぞれ見ながらというのが結構難しい。この時点で「今回は目安どおりは無理だな」という諦めの気配が漂い出す(笑)
03:35 / 469.5g ~3投目終了後~

3投目を注いで、2杯分の量を落とし切ったところでフィニッシュ。時間にして3分35秒、重さは469.5グラムという不本意な数字。当初の目標は3分以内かつ450グラム
06:10 / -70.3g ~飲む~

うん、おいしい。
全く使いこなせていないものの、このアイテムに親近感を抱いている理由は、コーヒーの世界によく付きまといがちな“プロの勘”的なニュアンスを排除せんとする〈ハリオ〉の意志を根底に感じるから(言い過ぎ?)。家にいる時間も長いので、今しばらくは数字とにらめっこしながら毎日のコーヒーを淹れてみようと思います。

編集部おすぎ
おうち時間が長いせいか、家の中のインテリアの充実に意識が向かう人が多いようです。個人的にもクローゼットに入りきらない服やスニーカーを収納できるラックを探し中。無印良品のスチールユニットシェルフに狙いを定めたものの、欲しい寸法のものは現在品切れ中。週末探しまくったせいか、現在PCの画面は収納ラックの広告ばかりです。