2025年1月28日、中国の春節(旧正月)に伴う連休で、リッチな中国人旅行者がどっと日本にやってくる。インバウンド旅行者大歓迎の日本だが、一緒に呼吸器感染症・ヒトメタニューモウイルスも特盛で日本に持ち込まれる危険性が高い。
各空港での検疫を強化しても、すり抜けられてしまう恐れは大きい。
 
 中国疾病予防コントロールセンターによると、この感染症は昨年11月から拡大傾向にあり、北部で流行し始め、現在は南部でも患者が激増。

その他の写真:中国国際航空

 ヒトメタニューモウイルスは2001年に発見され、主に乳幼児に感染し、肺炎や急性呼吸器症状、発熱を引き起こすのだが、インフルエンザと症状が似ているため、見分けるのが難しいとされているのだ。

 ヒトメタニューモウイルス感染症の予防策として、手洗いやマスクの着用、密閉・密集・密接の「三密」を避けることが重要だ。
【編集:af】
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