不安定な韓国、海外からの旅行客は減少
イメージ 画像（1枚）
　韓国の尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領が、2025年3月8日に拘束を解かれた。昨年12月に非常戒厳を宣布しようとしたことで内乱罪に問われ、今年1月に刑事起訴されていた。
ソウル中央地裁は手続き上の理由から拘束を取り消し、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領は、52日ぶりに釈放された。

【その他の写真：イメージ】

　韓国の政治システムは、非常に厳格でドラスティックな面がある。大統領が内乱罪や弾劾訴追に直面することは稀だが、韓国の法律は大統領の免責を認めない数少ない刑事罪の一つ。尹大統領は現在、弾劾裁判と刑事裁判が続いており、今後の動向が注目されている。

　尹大統領は、支持者に感謝の意を表し、今後も裁判に向けて戦う姿勢を示している。弾劾裁判は数日以内に判断が出ると予想されており、刑事裁判も今年中に行われる予定だ。有罪となれば、尹大統領は終身刑または死刑に直面する可能性もある。非常戒厳を宣布は、不正なロビイストの陰謀論に躍らせれてしまった側面が大きく、取り巻きに洗脳されたとの見方もある。

　政情不安で、海外からの旅行客も減るばかりだ。日本の学校が修学旅行での韓国訪問を取り消したほか、旅行会社を通じて韓国を訪問する予定だったサウジアラビアの王子一行が旅行を取り消す事例があった。

【編集:af】
編集部おすすめ