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このサイトでは、武漢ウイルス研究所と感染者が多発した生鮮食品市場との距離を示す地図を掲載し、研究所の職員が2019年秋に新型コロナに似た症状を呈していたことを指摘。
さらに、サイトでは「研究所流出説」を支持する根拠を提示し、自然発生説よりも研究所で作られた可能性が高いと結論付けている。この動きは、トランプ大統領の主張を支持する内容となっており、政治的な議論を呼び起こしそうだ。
専門家は、「新型コロナウイルス(COVID-19)の起源をめぐる議論は依然として決着を見ていない。多くの状況証拠から、中国・武漢のウイルス研究所が発生源である可能性が指摘されているが、現時点で決定的な科学的証拠は確認されていない。国際社会は真相解明を求め続けているものの、政治的な壁は依然として厚く、中国政府がその事実を認める可能性は低いと考えられている。
重要なのは、この問題を米中対立の政争の具にするのではなく、科学的・国際的な視点で冷静に解明を進めることである。世界保健機関(WHO)が主導し、国連安全保障理事会の理事国を含む国際社会が協調して再発防止策に取り組むべきだ。感染症のパンデミックは地政学的対立を超えた人類共通の課題であり、透明性と協力こそが次なる危機を防ぐ鍵となる。」と見ている。
【編集:NH】