アメリカのトランプ大統領が「中国憎し」からなのか、高関税を中国に課したのはご存じのとおり。

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 しかし、それを甘んじて受ける中国ではない。

地続きであり、昔々は同じ民族だった時代がある韓国があるじゃないかとすぐひらめいたみたいだ。
あえて、韓国に花を持たせるとでも言うかな。韓国のキムチのそもそも原料の白菜の塩漬けが中国のプールで作られ、裸のおっさんが身体でかき混ぜている。それを納得輸入して、韓国産キムチを作って、別な国に輸出する。このシステムを生かす。

 すでに、第1・四半期に総額2081万ドル(3億円弱)の中国製品が、韓国産といつわってアメリカに入っている。
二度目のトランプ政権になって、どんどん増えているのだ。

 これは、中国と韓国だけの問題ではなく、中国に頭の上がらない近隣諸国の外国企業が、アメリカの主要な同盟国で自由貿易協定を結んでいる韓国を経由させている。それによって、関税や規制回避を行っている。

 トランプ大統領が韓国に課している関税率は25%、中国の145%よりははるかに安い。

 日本でも消費税がなければこの物価高騰を乗り切れると国民が叫んでも、政府は動かない。そこにアメリカ製品の関税まで引き受けるのなら、甘んじて甘んじて、中国が作った韓国産を買うしかない日が来るの、いや来ているのかも。


 1月に中国から輸入された(ホイ! と渡された)33億ウォン相当のバッテリー用極材は、韓国製として輸出されているし、中国製の部品を、またまた気持ちよく韓国が引き受けて組み立てて、アメリカの規制をすり抜けていたりする。

 軍事的にはアメリカ様お願いしますの韓国。かといって、地続きで中国に攻め込まれたらあっという間に自滅するのでお隣にも嫌な顔はできない。
日和見を続けているうちに、トランプ大統領なら、懲罰の意味で韓国の関税をあげるのはとても簡単だ。

 韓国関税庁は、頭を抱えている~かっこたる大統領の政治はまだまだ始まらないし。
【編集:fa】
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