エアアジアX、タイ・エアアジアX、ならびにキャピタルA航空事業が、2025年第1四半期(1月1日~3月31日)の業績を発表しました。

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エアアジアX

 エアアジアX(AirAsia X Berhad)は売上高9億4,010万リンギットを達成、前年同期比3%の増加を記録しました。
提供座席数・旅客数共に12%増加し、搭乗率は高水準の83%を維持。日本とオーストラリア市場が牽引役となり、主力路線では85~90%の搭乗率を誇ります。純利益は5,020万リンギット、利益率は5%で安定しています。

タイ・エアアジアX

 関連会社のタイ・エアアジアX(AirAsia X Thailand)も成長を示し、売上高5億1,270万リンギット、営業利益1,550万リンギットを計上。提供座席数が23%増加し、旅客数も14%増の50万人超となりました。搭乗率は83%を維持しており、成長基盤が強固です。

キャピタルA航空事業

 キャピタルA傘下のグループ航空会社全体では、旅客数が5%増加の1,620万人に達し、機材数も1機増加して合計225機となっています。同グループのEBITDAは9億8,000万リンギット、燃料費削減によりEBITDAマージンが前年より改善しました。

 いずれの事業体も、成長基調の中で堅実な業績を達成したといえます。
【編集:NH】
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