【その他の写真:フィリピンの伝統的自然療法「ヒロット」の普及を担う「ヒロット大使」に任命されたセラピストの山口理津子氏とフィリピン観光省スタッフ】
同日夜に開かれたネットワーキングレセプションでは、日本市場でのプロモーション強化を目的に、新たなプロモーション体制「フィリピン盛り上げ隊」が発足し、4名の大使が任命された。フィリピンマイスター大使:GOW氏、ヒロット大使:山口理津子氏、タホ大使:ボニー氏、SNS大使:近藤あや氏。
特に注目を集めたのが、フィリピンの伝統的自然療法「ヒロット」の普及を担う「ヒロット大使」に任命されたセラピストの山口理津子氏だ。ヒロットは、神経や血管の滞り(ピレイ)や筋肉・関節の冷え(ラミグ)といった身体の不調を癒やすとされる療法で、エキストラバージンココナッツオイルと力強い手技で体内活性化やデトックス、心身のバランスを整えることを目的としている。
山口氏は2006年から日本国内でヒロットセラピースクールとサロンを運営し、セラピストの育成とヒロットの普及に尽力してきた。現在、その卒業生は独立してサロンを開業するほか、ホテルやスパ、ウェルネス施設などにもヒロットが導入されているという。
山口氏は「ボディ、マインド、スピリットのバランスを整えるフィリピンの伝統療法『ヒロット』を通し、フィリピン文化の素晴らしさ、ヒロットの心地よさや癒やしの力をより多くの方に知っていただくため、架け橋となれるよう活動していく」と意気込みを語った。
フィリピン観光省は今後、日本国内でのプロモーション活動を一層強化し、観光と文化の両面からフィリピンの魅力を多角的に発信する方針だ。
【編集:Eula Casinillo】