北朝鮮の金正恩総書記長の影武者説が現実味を帯びた瞬間があった。これは、自分の後継者は、二女だと言うアピールともとられるが、北朝鮮で一番偉い自分より、今今二女を上に持ち上げる必要はないのだ。
なぜなら、二女に万が一のことがあれば、何人いるか明確になっていない自身の子供たちの誰かがかわるであろうし、もっともっと万が一が起これば、妹様自身その血筋に権力が渡されるからだ。

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 羅津造船所で開かれた新型駆逐艦「カンゴン」号の進水式の式典において、本来だと父親よりも一段低い場所、一つ後ろに並ぶべきの二女が、総書記と同位置で参加した。これは「指導者級」の待遇だとみる節がある。
海軍兵士の敬礼を受ける場面では、総書記より一段上に立っている写真が公表された。本来なら、親子であろうと無礼なことである。前記のように、意図的に今から指導者扱いする必要もなく、これは、今総書記を演じているのが影武者であるともとれる。だから、2番目はしょうがないにしても、トップには立たせない。

 二女は二女で、本来は総書記の妻であり、彼女の母親である人物が行うべき役割をスムーズにこなしている。彼女が総書記になったら、母親であっても下の位になる。すっかり「次世代のリー次女の覚悟が垣間見える。覚悟が垣間見える。ただ、マスコミ的にはまだなにものでもない彼女の呼称は定まっておらず、今後何と呼ばれるか、成人後にどんな役職につくか次第でどんどん既成事実は成立する。


 ちょうどいい塩梅の体格の総書記に似た北朝鮮人民は、整形であっても影武者として限界にきているということなのかもしれない。
【編集:fa】
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