2025年6月28日、中国の通信機器大手シャオミのサブブランド「Redmi」の新型スマートフォン「Redmi A5」が、フィリピンの携帯電話販売店・ダバオ「Ytelcom」で販売を開始した。日本国内では未発売の廉価モデルだが、Newオペレーティングシステム(OS)を搭載し、その手頃な価格設定で注目を集めている。


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 新OSのAndroid 15 (Go Edition) 搭載、普段使いに十分な性能だ。Redmi A5の最大の特長は、その価格帯からは想像しにくい充実した基本性能と、新OSへの対応にある。

* OS: Android 15 (Go Edition)を搭載しており、シャオミ独自の軽量OS「HyperOS」と連携することで、限られたリソースでもスムーズな動作を実現。これにより、ユーザーは最新の機能やセキュリティアップデートの恩恵を受けながら、快適なスマートフォン体験を享受できる。

* ディスプレイ: 約6.88インチの大型ディスプレイを搭載し、動画視聴やウェブブラウジングにおいて臨場感のある視覚体験を提供。

* カメラ: 背面には32メガピクセル(32MP)のAIデュアルカメラを装備。AI技術による画像処理で、日常のスナップショットを手軽に記録できるが、画質のシャープさや質感は上位機種に比べて大きく劣る。

* バッテリー: 5200mAhの大容量バッテリーを搭載しており、長時間の使用にも対応。外出先でのバッテリー切れの心配を軽減。

* セキュリティー: 指紋認証によるセキュアなロック解除機能を備え、プライバシー保護と利便性を両立。

* プロセッサー: パワフルなオクタコアプロセッサーを内蔵しており、複数のアプリを同時に立ち上げたり、一般的なゲームをプレイしたりする際にもスムーズな動作を実現。カメラ性能に特段のこだわりがなければ、多くのユーザーが普段使いにおいて不便を感じることは少ない。


 フィリピン価格は1万円前後とリーズナブルな価格設定。
* 3GB RAM + 64GB ストレージモデル: 3,599フィリピンペソ
* 4GB RAM + 128GB ストレージモデル: 4,099フィリピンペソ
現在の為替レート(1フィリピンペソ=約2.65円)で日本円に換算すると、それぞれ約9,537円、約10,862円となる。
【編集:Eula Casinillo】
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