参議院選挙が終わった。保守の大惨敗との報道はされるが、統一教会関係議員は、衆議院に多く残っている。
今回は、信者が住所を移すとかポスター貼りを無償で手伝うとかは、厳しい民意で防げたのであろうか。

その他の写真:イメージ

 さて、韓国には、「本当のお母様=ホーリーマザー」が君臨している。そんな旧統一教会こと、世界平和統一家庭連合本山に、家宅捜査が入った。
ただ、その捜査が一筋縄で行われるわけはない。信者の激しい反発は、韓国のニュースでバンバン報道された。

 捜査に入ったのは、ちょうど礼拝が行われている時間。教会や本部など各所に統一教会員が多くいる。さらに、本当のお母様は、「聖地」である天正宮にいる。

 信者たちは「ホーリーマザー・ハン(韓鶴子)」という文字が書かれたTシャツを来ていた。自分たちの抵抗場所で止める、その先に行かせないようにする。「特検からお母様を守ろう」と叫びながら、両手を広げて讃美歌を歌って、妨害をする。韓国お得意の恨ののポーズ、地面を打ちながら嗚咽を響かされるものも当然いた。


 統一教会は、故文鮮明氏が作った。キリスト教系だから、トップはイエスキリストなのに、自身をキリストの代わりであるメシアと位置づけた。そのうえで、妻であるお母様を、神の一人娘とした。父親と娘は夫婦になれない。畜生道にも落ちる矛盾。
もちろん、キリスト教の一派であるプロテスタントは、(カトリックでもない)統一教会を異端としている。

 統一教会と、尹錫悦前大統領の関係者の関係こそが、前大統領逮捕そして起訴への道としている。

 どこの国でも、政教分離は現実には成立しない。特に、日本人の顔をして、代々のどこかで、韓国の血が色濃く入っている国会議員が、明らかにされつつある、それが一部デマだとしても。

 韓国から統一教会から駆逐されても、日本に拠点を持ちそう。ゆえにお母様は親孝行な子供たちに守られるのかもしれない。
【編集:fa】
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