韓国済州牛島に、中国の国旗「五星紅旗」がはためいていた。
場所は海岸。
その対面にあるカフェの中国国籍のスタッフが掲げたと言う。
ややこしいが、このスタッフは、中国国籍の朝鮮族であり、店の繁盛のために「牛島には中国人観光客が多いので、写真スポットとしての中国国旗はウケると思った」と。さらに「中国国旗を大目に見る韓国の懐の大きさに、中国人観光客も増加するはず」ん~。

その他の写真:イメージ

 対応した行政は「牛島の繁盛ならわからなくもない、でも、要はカフェの集客が目的だろう」とバッサリ切った。カフェ敷地内ならまだしも対面は私有地ではなく、海岸という公有地なので認めることはできないのだ。

 SNSでは、大バズリはしている。角度によっては、韓国の太極旗と並ぶところもある。またこのスタッフがしたものなのか、他の中国大好き人がやったものなのか、旗の近くには、ピアノ(濡れるだろうに)や中国人の大好きな蓮の造花などが配置されている。中国人にとってはいいバズり。
韓国人にとっては、独島を自国の領土だと熱く心を一つにしているのに、牛島を中国に差し出しているみたいじゃないかと怒りのバズリ。

 行政になぜ抜かなかったかと問い詰めた韓国人もいる。写真撮影を待つ「中国人の列ができていたので」と行政も実は関わりたくない感じでもあるのだ。


 コロナ禍を経て観光客は増えた。その68.4%である130万4359人(前年度値)が喜びお金儲けができるのならば、なりふりかまっていられないといったところか。
【編集:fa】
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