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韓国人がアジア内でディズニーランドに行こうと思うと、日本か上海か香港になる。
香港国際空港では、「ディズニーランドに来た」というと、武骨な審査官の表情が優しくなり、「レッツ! エンジョイ!」と声をかけてくれるそうだ。
世界中には7つのディズニーランドがある。日本のが、ランドとシーがあるように、細かく分けるとバラエティに富んでいる。アメリカに2つ、パリ、アラブ首長国連邦の7つ。おそらくどこの国でも、誘致に必死だろうが、そう簡単にできるものではない。例えば、人間のくまのプーさんがトップの国などは集客面では大丈夫そうだが、できていないことをみるといろいろ、いやかなり難しい問題があるのだ。
パクる国はダメ。ディズニーランド独自の知的財産(IP)をちゃんと守られるか。例えば、ディズニープリンセス。人魚姫に足があってはいけないように。そこは「物語を体験する(自分が主人公になれる)場所」でなければならないのである。
偽物を簡単に作る国は、誘致したとしてもNOを突きつけるしかない。
プーさんの国ほどではないが、韓国もパクリがうまい国だ。ディズニーが来なければ、似たようなのを作ればいい。
韓国を代表するテーマパークでは、エバーパークやロッテワールドがある。だが、日本人でそこにいるキャラクターストーリーを正確に言える人はどれくらいいるだろう。
今年は、ロッテワールドでは、ポケモンとのコラボをやっている。ポケモンは日本産だ。かつて、ぼのぼのやクレヨンしんちゃんとのコラボもあった。どちらも、日本産。
エバーランドでは、パンダに力を入れていたが、昨年中国に返還されてしまって…ことしは、日本の「ワンピース」とのコラボだ。
韓国自前はないのだろうか。
ディズニーランドだけに存在、君臨するのは、どこのディズニーに行っても「ファン」がいる。
韓国の二つのテーマパークだけではないが、わざわざ飛行機に乗ってまで行きたいと思うテーマパークは、おそらくない。地元のテーマパークならコアなファンもいるだろう。しかし、そこはそこだけのファンだ。
韓国のテーマパークに行きたい。そう思ってもらえる魅力的な自前の「夢の世界」韓国は作り出すことができるだろうか。
【編集:fa】