2025年8月9日、タイ、パタヤで30周年を迎えるアジアクロスカントリーラリー2025(AXCR)は四輪部門47台、二輪部門44台、サイドカー部門2台の合計93台がパタヤでセレモニアルスタート後、LEG1から本格的スタートした。

その他の写真:密林を駆け抜けるガレージモンチのジムニー

 この大会に熱意をもって挑んだガレージモンチ(Garage Monchi & Yanagawa iron works JAPIND)とテクニカルサポートの桃伎舎も激烈な競技へのチャレンジだ。


 早朝6時(タイ時間)MOTOクラス(二輪)のマシンが 「Asia Pattaya Hotel」背に続々とスタート。LEG1はタイ中部のプラチンブリをゴールとする総走行距離は364.93 km。最初の競技区間(SS:スペシャルステージ・タイム測定区間)は、ホテルから116kmほど走ったところにあり、全ての競技車両はそこまで一般道を使って移動。(この移動区間をリエゾンという)時間内(2.30h)にSSのスタート時点に到着しなければ、ペナルティとなる。

 SSでは定められた時間に出走。44台のバイクとサイドカー2台が1分間隔、オートクラスは2分間隔で出走する。尚、1時間の間隔を開けてオートクラス(四輪)47台が出走した。(今回の大会では参加チームが多いため、上記は上位10チームに適応され、その他はMOTO:30秒間隔・AUTO:1分間隔となる。)SSは全長 199.13km。中盤にはPC(パッセージコントロール)が設けられ、軽整備と燃料給油、洗車を行う。

 ここを境にコースは前後半に分かれる。また、PCは通過することが義務付けられた場所であり、ミスコースやデイリタイヤなどPCを通過できない選手にはペナルティの時間が加算されてしまう。


 昨日、一昨日と降った雨が災いしたのか、数チームが横転などのアクシデントに見舞われる中、ガレージモンチ(Garage Monchi & Yanagawa iron works JAPIND)は無事に完走し、LEG1の順位は21位となった。
【編集:安麻比呂、DAI GOTO、写真:HIROMA MATSUMOTO、YUDAI TAKAHASHI】
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