韓国で重犯罪を起こした女子受刑者だけを集めた刑務所では、所内文通が許されている。基本、名前ではなく番号で呼ばれるのは、日本の刑務所と同じ。
それでも、友、あるいは同性の恋人を求めて、文通は熱を帯びている。

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 さて、どれだけの重罪を起こした女性たちか。保険金目当てで親族や知人10人を失明させ殺害した受刑者。巨額詐欺。元夫殺害。養子として引き取った赤ん坊を16か月目までに虐待死死亡させたなどなど。

 まず、日本の刑務所では、所内文通は許されていない。外部から親族の手紙のもらう方も出す方も刑期によって決まっている。所内で仲良くするなど、私語厳禁の中で許されはしない。それに比べると、韓国の犯罪者に対する甘さが如実にわかる。

 この文通、検閲はない。なんともゆるい。
手紙の数は1日数百通にもなり、仕分けにも一苦労とぼやく前に、禁じることはできないのだろうか。

 「〇〇房にいる35号です。同房の40番はすごききれいです。あなたはきっと気に入るわ。だから、おたくの房のきれいな人を私に紹介してほしいのだけれど」。香水は許されていないのだが、女子らしく、洗濯の際に使用する柔軟剤を便せんや封筒につけて個性を出している。こんなのはまだかわいいほうだ。陰毛を入れたり、体液(下のほうのだと思われる)を塗りつけたりもしている。男がいないから、女で間に合わせるということかもしれないが、シャバでやったら変態に他ならない。

 日本のテレビドラマでも女子刑務所物はなかなか人気があるが、いびりやいじわるから友情を育んで出所していく、ある意味勧善懲悪だったりする。やっぱ、犯罪者になっても韓国人女性のすることは、理解ができない。
【編集:fa】
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