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そんな国境を目前にした場所で、太極旗(韓国国旗)を大きく振っていた、韓国人のユーチューバーがいた。47万人の登録者が多いのか少ないのかはわからないが(ポチしただけで見ていない人も多いから)、減らさないようにするには、リスクの高いネタにも挑まなければならないこともある。
太極旗を、天地で広げ振り、韓国国歌を歌った。愛国心はわかる。目立ちたいのはわかる。しかし、一歩、半歩、1センチでも北朝鮮の国境に足が入ったらの覚悟はあったのだろうか。
本人がどうなろうといい。たまたま観光客として居合わせた中国人は、仲間だと思われたらどうしようとドキドキだったに違いない。
勇気ある中国人が、太極旗を奪い取った。そして中国人メインの各国観光客は口々に言った「それやっちゃだめ! ここは中国、韓国じゃない。捕まらなかったことに感謝しろ」。実に当たり前の注意だ。
カメラを回したまま「旗押収されたんですけど。帰れって言われてるんですけど。旗は返してくれないの?」旗を奪い取った中国人は、その声を無視して、旗を帰すことはなかった(ソウルに帰って買えよ! )。
この騒動は、すぐに公安警察の耳に入り下山後調査を受けた。所持品全部とスマホの写真の確認。アルバムも全部調査された。とりあえず、北朝鮮の秘密的な物はなかったので、韓国公安からも厳重注意を受け、念書を書かされ、帰された。
同様に無知な韓国人はたくさんいる。だが、ネットでは、「天地に行くのは見学だけにしろ」という否定。「そこは中国国内であり、自由なんてないんだから、奪われて返されないのは当たり前」と叱る韓国人もいたが…「中国人だって、済州島に五星紅旗(中国国旗)立ててるよ~」と呑気な書き込みもみられた。
韓国人よ、お前らは、竹島にも太極旗立てるのやめろよ。日本人はそう書き込みたいのだが、北朝鮮は命も取るが、日本は本当にぬるい。
【編集:fa】