エアアジアX、タイ・エアアジアX、およびキャピタルAの航空事業は、2025年第2四半期(2025年4月1日~6月30日)の決算報告(未監査)を発表した。

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 エアアジアX

 エアアジアXの売上高は6億6,080万リンギットだった。
ローシーズンによる運賃低下が影響し、売上高は前年同期比でわずかに減少したが、純利益は為替差益に支えられ、前年同期の482万リンギットから3,522万リンギットへと大幅に増加した。燃油価格の低下も寄与し、純営業利益は前年同期比26%増の138万リンギットに改善した。

 旅客数は前年同期比6%増の935,105人で、提供座席数が6%増えたにもかかわらず、搭乗率は前年同期と同じ83%を維持した。有効座席キロ(ASK)は前年同期比10%増の48億5,100万に達した。特に日本、中国、韓国路線は春の旅行需要が高く、85%以上の高い搭乗率を記録した。

 タイ・エアアジアX

 関連会社のタイ・エアアジアXは、売上高3億7,282万リンギットを計上したが、1,320万リンギットの営業損失を記録した。バンコクでの地震発生とそれに伴う安全への懸念からタイ全体への旅行需要が落ち込み、旅客数は前年同期比12%減の318,257人、搭乗率も78%に低下した。提供座席数も5%減の407,360席だった。

 キャピタルAの航空事業

 キャピタルAの航空事業の売上高は前年同期比3%減の45億リンギットだった。これは主にタイにおける観光需要の低下と安全への懸念が影響した。EBITDA(金利・税金・償却費控除前利益)は燃油価格の低下やASEAN諸国通貨の上昇、コスト最適化により、前年同期比32%増の9億3,100万リンギットに達した。税引後利益(PAT)は8億8,400万リンギットの黒字に転換し、前年同期の5億5,200万リンギットの損失から大きく改善した。
搭乗率は82%と安定したものの、タイ市場の低迷により輸送旅客数は前年同期比1%減の1,550万人となった。
【編集:af】
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