【その他の写真:タイ王国大使館にて「Thai Night 2025」が開催】
開催挨拶では、赤松健文部科学大臣政務官、加藤明良経済産業大臣政務官をはじめ、木徳神糧・名誉会長の平山惇氏、ヤマモリ・代表取締役会長の三林憲忠氏、センタラグランドホテル大阪総支配人のアンディ・ノー氏らが紹介され、両国の民間交流の重要性が強調された。ウィッチュ・ウェチャーチーワ大使は「Thai Night」の目的について、「日タイの絆を育んできた皆様一人ひとりに感謝を伝える場」と述べ、政府間の協力に加え、民間セクターの交流が両国の関係を支えていると語った。
今年のイベントは、ヤマモリ、木徳神糧、センタラグランドホテル大阪の3社との共催で実施。ヤマモリはタイ料理の普及に貢献し、木徳神糧はタイ産ジャスミン米の輸入を通じて日本市場に貢献。センタラグランドホテル大阪は、タイによる日本への新たな投資の象徴として紹介した。また、ウィッチュ・ウェチャーチーワ大使は日本国内に2,500軒以上のタイ料理店が存在することや、タイ系ホテルの拡大計画にも触れ、「タイのホスピタリティ産業は日本の地域経済にも貢献している」と述べた。
会場では、タイ料理や飲み物の提供に加え、ムエタイの実演、日本人によるフルーツカービング、観光・投資情報コーナーなどが設置され、来場者はタイ文化を五感で楽しんだ。
最後にウィッチュ・ウェチャーチーワ駐日大使は、「Thai Nightを通じて新たな友人や協力の可能性を見つけていただきたい」と語り、来場者に楽しいひとときを願う言葉で締めくくった。
【取材:安麻 比呂】