北朝鮮社会で、電子決済が普及しているとのこと。
北朝鮮のどこらへんの社会でそんな重大なことが起きているのだろう。


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 国民は、おそらくスマホやガラケーを買うよりも、食料にお金を出す。その収入とて、雀の涙だ。電子決済は、ネット銀行をふくめ銀行に貯金をもっていてこそ引き落とされ、契約が成立するわけだが、貯金をもっている層の国民がどれくらいいるのだろう。謎、北朝鮮。

 日本にいる朝鮮人の団体(在日本朝鮮人総連合会)の機関紙が報じているのは、今や、平壌の商業施設で現金を出す購買者の姿をみないということ…万引きじゃないの? 。

 北朝鮮にある携帯電話電子決済は「サムフン」「チョンソン」「マンムルサン」など。そして、昨年10月ネット銀行ができたという。これは、韓国でいうところのカカオバンクやKバンクに非常に似ているそうだ。

 数か所の百貨店や病院、薬局などにATMがあり、利用者が列をなしているともいう。

 ただ、電子決済が進めば、これ以上現金の出し入れをするATMは不必要になる。現に中国では減っているとのこと。

北朝鮮が、先進国のシステムに習うのはいいことだが、どこを目指しているのだろうか。


 電子決済にしてもATMにしても…デジタル取引は、100%国が把握できる。通帳に記帳されないから知らんぷりがあの国でできるとは思わない。

 北朝鮮に観光に来た人たちが落とすお金のために、新しいシステム、他の国に習うは存在するのだろうか。決して、韓国国民のためではない。
【編集:fa】
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