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ビジネスデイ(25日・26日)の来場者数は、初日52,352人、2日目54,779人を記録。一般公開日となった27日からは、開場前から長蛇の列ができ、ゲームファンからの期待の高さを示した。各ブースでは、開発中の新作や未発表タイトルが多数展示され、来場者は最新ゲームをいち早く体験できる貴重な機会を享受した。会場は新作ゲームの試遊に加え、著名コスプレイヤーによる撮影会や、来場者自身がゲームキャラクターに扮する「なりきり参加」など、多様なコンテンツで賑わいを見せた。
豪華試遊タイトルが勢揃い、ファンの期待に応える
今年のTGS2025は、多数の期待作がプレイアブル出展された。カプコンは「バイオハザード レクイエム」「モンスターハンターストーリーズ、運命の双竜」「鬼武者 Way of the Sword」などの話題作を披露。スクウェア・エニックスは、世界初プレイアブル出展となったHD-2D版『ドラゴンクエスト1・2』をはじめ、リマスター版『ファイナルファンタジー』や、Nintendo Switch 2、Xboxに対応した新作群を出展し、注目を集めた。
バンダイナムコエンターテインメントは「リトルナイトメア3」や「デジモンストーリー タイムストレンジャー」などを展示。ソニー・インタラクティブエンタテインメントは『Ghost of Yōtei(ゴースト・オブ・ヨウテイ)』の試遊を実施するなど、各社が主力タイトルを投入した。PlayStation Plus加入者向けの試遊事前予約システムや、発売30周年記念ステッカーなどの限定ノベルティも用意され、ファンサービスを強化した。
海外勢の存在感増す、新規参入も相次ぐ
韓国のネットマーブルは今回が東京ゲームショウ初出展。
今回のTGS2025は、過去最大の規模と海外企業の積極的な出展を通じて、日本のゲーム市場が引き続き世界の最前線にあることを示した。急速な成長を続けるゲーム産業は、日本のコンテンツ輸出を牽引する重要な存在であり、その未来に大きな期待を抱かせるイベントとなった。
【編集:安麻 比呂、取材・Mina】