ちゃんぽん1杯980円。物価高騰の今、ちょっと安い感じがする。
これ韓国式中華料理チェーン「香港飯店0410」のちゃんぽん価格だ。おそらく、日本の長崎ちゃんぽんとは別物であり、街の中華屋のそれとも違い、中国中華料理のちゃんぽん(存在するのか? )とも違う韓国独特の辛さがあり、大人気を呼んでいる。

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 そう、今大阪では、日本の店よりちょっと安い韓国グルメKフードが人気を集めている。
ハングルで「ハーリス」と書かれたお店は、韓国ではなじみ深いフランチャイズカフェだ。
昨年大阪なんばにできたこの店は、一日に平均700人以上の人が来る。日本限定の「薬菓クリームラテ」…韓国伝統のはちみつにゴマを加えた健康に良いものを薬菓とし、それがクリームラテで提供されているのだ。また、日本風じゃない韓国風の「いちご生クリームケーキ」が人気の2トップだと言う。

 これらだけではなく、キムチやチキン、トッポギなど定番は軽食や酒のおつまみとして老若男女問わずに受け入れられ、韓国デザートとしてのかき氷は、2025年の大阪の夏をかっさらったとも。
もう大手スーパーやドン・キホーテでも、韓国食品専用コーナーがある。それは辛すぎて食べられないラーメンとは別の売れ行きを見せている。
またインスタの投稿でも、「#韓国料理好きな人と繋がりたいの」では6万5000件を越している。

 味が癖になるのか価格がたまらないのかはわからないが、コリアンタウンに行かなくても、日本のどこでも、家庭でもKーフードが食べられるようになった。


 ちゃんぽん大好きな筆者も、百聞は一見に如かずで「韓国風ちゃんぽん」が食べたくなってきた。
【編集:fa】
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