【その他の写真:NX台湾、「桃園NEXT8倉庫」稼働へ――自動化で物流需要に対応】
新倉庫は桃園地区で6拠点目。これまで繁忙期に活用してきた複数のバッファー倉庫機能を新拠点に集約することで、倉庫間の横持ち作業を削減し、サービス品質の向上を図る。
施設には自動倉庫(AS/RS)や自動搬送ロボット(AGV)などの自動化設備を導入。これらと人による作業を組み合わせ、荷受けから保管、ピッキング、梱包、配送まで一気通貫の物流サービスを提供する。高床プラットフォームと3基のドックレベラーを備え、海上コンテナを含む多様な貨物モードに対応。3階建ての鉄骨造で、倉庫面積は13,060平方メートル。エレベーター、オートレーター、重量ラックなどの設備に加え、24時間365日の有人警備と監視カメラ体制により、安全かつ効率的な運営を確保する。
川本董事長は開所式で、「『桃園NEXT8倉庫』は、台湾の発展を牽引する中核拠点となる。台湾全土の物流ネットワークを強化し、ロジスティクス体制を拡充することで、顧客のサプライチェーンを強力に支援していく」と述べ、新拠点への期待を示した。
【編集:MT】