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433年前のことを詫びろと、当時国として存在しなかった韓国が求めたわけではないし、24歳と70歳の子孫の血に、武将たちの血の何%の血がつながっているのだろう。韓国からも朝鮮王朝の子孫たちが参加して、日本人二人からの許しを受け和解したと言う。
二人とも、福島正則隊に所属した長曾我部元親の子孫と名乗っている。正しい家系図は存在するのだろうか。
朝鮮王国と日本の侵略者の子孫を結びつけたのが、釜山外大の名誉教授だ。この和解の場所である宗渓宗佳山寺の住職でもある。この寺に、朝鮮出兵に朝鮮王朝側の僧武将として戦った者の肖像画が祀られているのだと言う。幾度も戦の場となった朝鮮半島で当時の物が傷一つなく残っているのも珍しい。だから、この寺での和解となったのだ。
「あのころの侵略行為は間違っていた」…433年前のことを、筆者は教科書しか知らない。間違っていたと言われても、自分の血縁が戦の中にいたのかすら知らない。
韓国側は「433年過ぎたとて、今回の懺悔の意味は大きい」と解釈している。これが現代の平和の未来になるという判断だ。
とても意味ある謝罪だが、ご先祖様はどう思っているか。戦の張本人豊臣家の謝罪ではないし、本当に本当に行っていたかも怪しいったら怪しい。そしてこういうことをされると、まだ韓国という国ができない前の大東亜戦争の謝罪をあと350年経っても続けなきゃならないという既成事実ができてしまうではないか。
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