韓国の大手通販サイト「クーパン」~日本人的にはamazon選びがちなのだが、amazonは韓国の牙城は崩せない。クーパンは、毎年の韓国の旧盆連休「秋夕」が終わると、どう考えても非常識な返品問題に悩まなければならない。


その他の写真:イメージ

 秋夕の期間、里帰りして、成長した子供に「韓服」を着せて見せる。また、少子化の今、日本の七五三のような間隔で子供の写真だけは撮っておこうかにもなる。
けれど、子供の成長は早い。今年着た服を来年着られるのはとても難しい。特に韓服のようなちゃんとしたものは、「代々続く家柄」ならば上質なおさがりもあるだろうが、年年の流行も入ってやはり1年ごとにちょっと違うものになる。

 そんなときの「クーパン」だ。着せて写真を撮ったら、「返品」。
クーパンは、通販サイトであり、無料レンタルショップではない。試着程度ならきれいに畳み直せばプロにはわかる。しかし、1日あるいは長時間着せたものには癖がつき、やはりプロにはバレバレなのだ。
試着だけを装うようにして返品すればまだ情けもかけられよう。韓国の返品者たちは、脱ぎっぱなしで送ってくる。


 amazonは返品されたものを廃棄していると言うが…ここは韓国そんな合理的な理論などより儲けが重要。クーパンには「返品マーケット」という中古品売買のアプリもある。
こうなると返品されても、多少割り引いても売ってるんでしょと、なる。

 クーパンは、無料返品制度を悪用する消費者のブラックリストは作成している。今後売らなくても、なんの制裁も受けないことを条件で販売している。中古サイトで売れても、やはり儲けは減るし、売れる状態での返品ばかりではないからだ。

 最初から返品目的の購入は、詐欺罪が適応される場合がある。

 どこかの皇族も子供用品店への返品の仕方が残念ならしい。これは国で括るモラルの問題ではないかもしれないのだが。
【編集:fa】
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