多くの在日韓国人女性たちが、龍山の大統領室に集った。これは、李在明大統領夫人の招きによるものだ。
「たとえ身体は海を隔てていても、心はいつも一緒」。

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 女性たちは、大統領室に用意された宴で、茶話会に参加した。これは、光復80周年と日韓国交正常化60周年を記念したもの。
女性たちが所属する在日本大韓民国婦人会は、韓国が建国してまもない1949年に結成された。10万人あまりの女性たちがこまめに活動を展開している。大統領夫人は、1988年のソウル五輪時の活動一日10円募金活動などを讃えた。またアジア通貨危機の際は1世帯10万円募金運動もしている。いかに韓国の同胞の支援をするか最優先で生きている。

 大統領夫人はもとより、集った女性たちのほとんどが韓服に身を包んでいた。「APEC(アジア太平洋経済協力会議)に出席したたくさんの国の来賓が、韓服を美しいとほめてくださった。私たちの誇りです」とし、「在日同胞のみなさんが明るい未来を作り上げ、この連帯と強力を強固にするべく励んでいきましょう」と大統領夫人は挨拶を述べた。

 それをうけて婦人会の代表は「大統領が率先してシャトル外交を展開してくださっている。
安定した日韓関係のおかげで、在日同胞社会も平穏の中で活発な活動ができている」と謝辞を伝えた。

 日本円の10円が10万円が韓国、朝鮮半島に流れたのか。ATMか。などというコメントもつくかもしれないが、同胞合い和し、何よりの茶話会だった。
【編集:fa】
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