【その他の写真:アクティブシニア・マクタン島木曜会のメンバー 吉田 正昭氏撮影】
喧騒を離れ50分。
セブ・マクタン島からスピードボートに揺られること約50分。目の前に現れたのは、息をのむほどに透明な海と、まばゆいホワイトサンドのビーチ――。そこは、私たちが求めていた真の楽園、カオハガン島でした。
アイランドホッピングの一行は、日常のすべてを忘れさせてくれるこの場所で、心洗われるような体験をしました。
カオハガン島は、オーナーが日本人であることでも知られ、島民の生活と教育を支えながら、この貴重な自然を大切に守り続けています。そのコンセプトは、「何も無くても、すべてがある豊かさ」です。
楽園で出会った「故郷の顔」
この島には、フィリピン人の夫と結婚し、10年以上にわたり島暮らしを続ける日本人女性が二人います。今回は、そのお一人、ゆう子さんが私たちに会いに来てくれました。
ゆう子さんが語る、「初めてこの島のロッジを訪れた時、ここで生きていこうと決めた」というエピソードは、この島が持つ抗いがたい魅力を物語っています。太陽のように朗らかな笑顔で子どもたちを育てるゆう子さんの姿は、カオハガンがどれほど穏やかで、人々を受け入れる懐の深い場所であるかを教えてくれます。
贅沢すぎる海鮮パーティーに酔いしれる
カオハガン島が「楽園」と呼ばれる最大の理由の一つは、その食の豊かさにあります。
島民は、その日の朝採れたばかりの新鮮な魚介類を、ビーチ沿いで販売しています。
私たちは、それらの海の幸を驚くほどの安価
で購入し、島民に調理をお願いしました。青いチェックのテーブルに並べられたのは、極上のロブスター、巨大なエビ、真っ赤なカニ。
太陽の下、潮風を感じながら食す、これ以上ない贅沢な海鮮パーティーに、皆が心から酔いしれました。
忘れられない、シンプルで豊かな時間
青い空、白い雲、そして椰子の木々。一行は、モニュメント前で記念撮影を行い、この美しい自然が永遠に続くことを願わずにはいられませんでした。
無駄なものが一切ない、シンプルで豊かな島民の暮らし。この自然の大切さを肌で感じながら、私たちは名残惜しくもカオハガン島を後にしました。
都会の忙しさに疲れた時、この島で過ごした「時が止まったような」豊かな記憶が、きっと私たちをまた癒してくれるでしょう。
【編集:EULA】








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