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日本でも、のどを刃物で刺されたような痛みのインフルエンザが大流行しているが、それは韓国国内でも同じこと。
インフルエンザは、大きくざっくりA型とB型に分かれ、そこからその年の流行の種類と思われるワクチンが作られ、秋過ぎになると予防接種を受ける。予防接種を受けたからと言ってインフルエンザに完璧に罹患しないわけではなく、流行予想が外れると、とんでもない流行になる。今年は、A型インフルエンザH3N2が予想されたのだが…。
新型コロナにもオミクロンなどいろんなパターンが登場した。そう下位変異というのは、流行の中で発生する。
韓国で発見された下位変異のは、ずばり「K」(subclade K)。なんでもKが好きでも、これは状況としては迷惑だと思われる。
韓国で流行しているインフルエンザの97.2%は、このKタイプなのだ。
~別にアルファベット前後の、JでもLでもよかっただろうに~
発症国不明とされた新型コロナは別名「武漢肺炎」で、自国の名前を使われた国が火消しにやっきになったことはまだご記憶にあるだろう。
Kだけ独り歩きしたら、「今度のインフルエンザ、韓国が出したんだってね」って流言飛語になるであろう。
「K変異はワクチン標的ウィルスと相当な遺伝的距離がある。
実は、このKは、日本やアメリカ、イギリスやカナダなど北半球の国に5月末にすでに登場している。
登場したものの、ワクチン策定項目には入っておらず、今年予防接種した人はずばり「はずれ」であり、インフルエンザにかかる可能性は高いのだ。高い料金を出して念のための2回接種したのに、はずれなのだ。
はずれと決まったからには、重症肺炎などの合併症に気を付けて過ごさねばならない。市販の風邪薬でも治らないし、病院でも特効薬があるわけではない。部屋の湿度をあげて暖かくして、充分な休養が一番かも。
韓国も、Kなんて下位変異なんてこと…このKに関しては迷惑に違いない。
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