韓国のテコンドー界隈がザワついている。
カナダの大手スポーツチャンネルがSNSで、「テコンドー」を「日本の忍者」と紹介したのだ。
いやいや、韓国じゃなく、日本の忍者界隈もザワつくから。

その他の写真:イメージ

 テコンドーは韓国の国技だ。しょうがない認めよう。
もともとは、韓国という国ができたあたりで日本から「空手道」が伝わった。韓国も日本の空手を認めたくなかったのか、その「空手道」を「韓手」と表現した。
その他にも「コンスドー」(空手道)や「タンスドー」(唐手道)等の名で全国土に伝わっている経緯がある。伝わっていく中でいくつかの流派ができて、今のテコンドーになったと思われる。
相撲だとばれちゃうし…よし、繰り返すが、テコンドーくらい発祥の地と認めようじゃないか。

 カナダのSNSで映っているのは、間違いなくテコンドーだ。けれどテロップは忍者。ある意味空手教えたのは日本だしと言いたくなるが、テコンドーは韓国の国技なのだ、由来ではダメだ。

 大手スポーツチャンネルが情報を駄々漏らしているとは思えないし、裏どりくらいはしているだろう。
その中でテコンドーは日本の忍者から教わったんじゃない? と思ったとしたらそれは文化の違いが起こしたことだ。

 韓国的には、唯一の国技テコンドーを愚弄されっぱなしではメンツ丸つぶれだ。テコンドーの起源や韓国文化に対する正しい理解を世界中に求めていくという。
オリンピック種目で毎回やっていれば馴染むのかもしれない。古くはソウルオリンピック、最近だとパリオリンピックでも正式種目にはなっているんだけどな。根付かないなあ、テコンドー。残念だ、日本の忍者も。
【編集:fa】
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